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架空サークル-38 [動植物園再生-04]

西山健一と国井さより、発足式からの帰り、地下鉄の車中。

「何かとんでもない事になってきた気がするよ。」
「そうよね…、私も自分の立ち位置考え直そうかな。」
「えっ?」
「プロジェクトの方は結構人数も集まって順調だから、私が抜けても問題ないと思うの、で、本部? メインスタッフの方が…、今までは皆の目がプロジェクトの方に行っていたから手薄なのよね。」
「そうなんだ、結構プロジェクトと兼務で動いてもらったりもしてきたけどな。」
「ね、健くん、私、移ろうか?」
「うん…、そうしてくれると助かるかも、さよりのことは先輩方も高く評価してるから…。
秘書の件なんて遠藤先輩は軽い気持ちで俺に振ってきたけど…、やばいよな…。」
「ふふ、困った顔してる健くんかわいかったけどな~。」
「よせよ~。」
「ね、ポジション的にはどこが良いかな。」
「まずは秘書集団のまとめ役とか。」
「そうね…、私なら佐々木先輩狙いの不純な動機じゃないって皆分かってくれるかな…、ふふ、あえて中山先輩の秘書というのも有るけど…。」
「秘書集団の名称はどうしよう?」
「秘書室?」
「そもそも秘書の定義ってどうなんだろう?」
「あっ、そうよね、組織の中での位置づけも微妙。」
「帰ってから調べてみるよ、それから、さよりの移動のこと佐々木先輩に報告して良いかな?」
「大丈夫よ、中山先輩には私から連絡入れておくから。」

「それに、してもな~。」
「何が?」
「先輩のファンクラブとかさ…。」
「ふふ、私は遊び心で面白いと思うな。」
「歌も歌わない、踊らない、芸事一切しないお人なんだけど。」
「でもさ、サークルメンバーの多くは先輩のファンだと思わない?」
「確かに…、教授からのアドバイスより先輩からのアドバイスの方が的確だと何度思ったことか。
俺は普通に尊敬してる。」
「ファンクラブに入会金とかなしで入って貰ってさ。」
「ファンクラブの特典とか作るのか?」
「そうね、皆の知らない情報とか流す?」
「あ、先輩の趣味とか聞いたことないな。」
「何だ健くんも知らないのか、ま、遊び心だからさ始めから色々考えなくても良いんじゃない。」
「その、お気楽さは見習いたいと思うよ。」


花ワールド-hirata
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