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架空サークル-33 [動植物園再生-04]

発足式は終わった。
しかし学生達の本番はこれからだ。

「それでは企画ごとに分かれて貰います。」

企画名、そのリーダーが呼ばれ移動する。
そこへスポンサー企業の担当者も移動。
企業の担当者の役職は様々だ。
社長自らという企業もあれば、求人担当、現場責任者…、それぞれの思いが現れている。
まだ状況が呑み込めてない学生もいる中、相談役を買って出た大学関係者も加わる。
もちろん企画書を事前に検討した上で分担を決めてある。

それぞれの会合は自己紹介に始まり、企画に対する企業側の感想と続く、後の展開は様々だ。
売店改装プロジェクトには建設会社の部長とその下請け企業から一人。
軽い自己紹介の後、部長が話し始める。
「まず君たちの企画は休憩所の改修工事も含めて、すべて我が社が費用負担する方向で動いています。」
緊張の面持で見つめる学生たち。
「自分達の計算では結構な金額になると思うのですが。」
「そうだね、今後施工方法とか見直すと若干変わってくるかもしれないが計算は合ってると思うよ。
ま、売店だけなら合格点だな。」
「有難うございます。」
「ま、これくらいの金額は、そうだね君たちが我が社に協力してくれれば安いもんなんだよ。」
「協力とはどんな形でですか?」
「うん、まずはきっちり、建物を仕上げよう。
で、その過程はしっかり記録を残して欲しい。
今までの準備期間も含めてね。」
「もちろんです、我々も実習という気持ちで動いていますから。」
「で、それをまとめた物をうちのホームページで紹介させて欲しいんだ。
我が社はこんな活動の支援も行っていますと宣伝したい訳さ。」
「なるほど、それぐらいのことなら大して難しくないと思います、他はどうなんですか?」
「他? これで充分だよ。
会社として若い人達の活動を応援しているということは社のイメージアップに繋がるからね。
そうだな、君たちに我が社のイメージキャラクターになって欲しい訳だ。
ちょっと考えてみてくれる。」
「あっ、ということは自分たちの活動が順調に行けば…、え~っと宣伝効果が高まり失敗したら下がる…、ということですか?」
「そういうことだ、君たちの活動が良い形で進んだ時の宣伝効果は結構なものだと考えているよ。
ま、宣伝効果が無くても、この活動を通して優秀な人材を見付けれたらという目論みもある。
君たちの企画書は、図面とかきっちり仕上がっていて良かったからね。」
「有難うございます。」
「と、考えたら安いもんだろ。
今後の活動次第では次への取り組みも支援させてもらうからね。」
「がんばります。」
「さ、具体的な話しを進めるか?」
「はい。」
「あっと忘れる所だった、施工実習の時にはうちと取引のある工務店が協力してくれることになってるからね。
こちらはそこの太田さんという訳、色々教えてもらってな。」
「はい、有難うございます、よろしくお願いします。」


花ワールド-hirata
ぷちぎふと工房 コンサルジュ
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