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架空サークル-32 [動植物園再生-04]

上野に続いて壇上に立ったのは地元テレビ局のディレクター。

「紹介に預かりました柏木です、よろしくお願いします。
もう、お気づきとは思いますが会場には地元テレビ局のカメラが数台入っています。
新聞記者の方々も含め我々報道陣も注目しているとご理解願います。
えー、皆さんの活動は、地元局で応援させていただけたらと考えています。
協力企業には私どものスポンサーも名を連ねていますからね。
今回は少し異例なことなのですが、地元各社で調整をさせていただきます。
同じ企画を複数の局のニュースで取り上げることはあると思います。
ただ、我々としてもじっくり取材してきちんとした番組も制作して行きたいと考えています。
これだけの企業が後押ししようとしている活動を真面目に追って行きたいというのが本音です。
そこで皆さんに色々お願いすることも…。」

話しは続いているが、頭の中を真っ白にしている連中もいた。
マスコミをうまく利用できないかと模索していた者たちだ。
サークルの広報的活動として、公的な活動だからテレビ局、新聞社に投稿して取り上げて貰えたらと企画していたのだ。
こんなレベルでマスコミに取り上げて貰えるとは考えてもいなかった訳だ。

それに対し興奮気味なのがパフォーマンス系の企画を出した者たち。
もしかしたらテレビに出られる、というのは彼らにとって大きな励みとなる。

冷静に受け止めつつもその可能性を考え始めている者もいる。
地味な企画でもマスコミの取り上げ方によっては注目を集め違った方向性も見えてくる。

西山健は他ごとを考えていた…。
『佐々木先輩は、何人かの人生を左右するかもしれないって話してたけど、上野さんや柏木さんの話を聞いたら…、ほんとに…、絶対一人二人じゃないメンバーの人生が変わってくるんじゃないか…。
あー、先輩と結構一緒にいたし色々な話しも聞かせて貰ってたのに…。
俺、全く全体像が掴みきれてなかったのか…。
こんなにも大人たちが動くというのは…、佐々木先輩の力も大きいんだろうな…。
お、俺も腹括って先輩についてくしか…、ないな。』


花ワールド-hirata
ぷちぎふと工房 コンサルジュ
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