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架空サークル-10 [動植物園再生-01]

さくらの蕾が膨らんだかと思ったら一日の内にも姿を変えていく、ほんとに油断できない速度で春が…。

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とある大学の構内、まだ講義が始まる頃ではないが無人という訳でもない。
佐々木光一と西山健は桜を眺めつつ…。

「西山、保育系が動き始めたぞ。」
「えっ? 保育系って?」
「保育園、幼稚園とかの遠足の補助、それを学生が実習として取り組むシステムの構築が具体化してきたんだ。
春山さんが早い段階から動いてた、その結果が出つつある。」
「どんな感じなんです?」
「まずは保育園にとっても、学生にとってもプラスになるようなシステムの構築。
そうだな…、保育園が動植物園への遠足を企画すると同時に学生の補助を依頼する。
それに対して時間の合った学生がいれば実習として参加。
もしくは実習希望の学生のいる日時に対して、保育園サイドから依頼。
但し、何にも分からない学生一人を送り込んだところで、保育士さん達にとっては足手纏いにしかならない。
だから、保育士さんのフォローをできる人とペアで送り込む。
ただ学生側としてはカリキュラム等の問題もある。
こういった所を試行的に…、まあやってみて試してみて問題点を探って色々練って一つの形にできたら、有意義な取り組みになるかも、と判断して下さった大学が名乗りを上げたということだ。」
「う~ん、遠足か…、園児の遠足見かけましたね…、確かに先生方大変そうだった…。」
「だろ、俺もこの案件のことが頭にあったから、幼児の遠足を気にしてたけど…、早く早くと急かされてたな…、子どもたち、それが集団行動の基礎となるのか…、素人だからよく分からないが気になった…、あっ、そうそう西山って何月生まれ?」
「えっ? 5月ですけど。」
「俺は3月なんだ。」
「はい?」
「幼児達を見てて思ったことがある、まあ、姪や甥を見てることもあるけど。」
「あっ、先輩、おじさんなんですね。」
「まあな、末っ子だからさ。」
「はは。」
「でね、ちっちゃい頃の一年ってのを思ったんだ。」
「えっ?」
「生まれたばかりの子と、一歳になったばかりの子との差。」
「そりゃあ違いますよね。」
「だろ、その差は大きくなればそんなに目立たなくなるとは思うが、ちっちゃい頃は大きいんだな、5月生まれは感じなかったかもしれないけど。」
「う~ん、そう言われてみると…。」
「もちろん個人差はあるからね、成長の…、でも3月の終わりに生まれたら4月生まれとのハンデって大きくないか?」
「言われてみれば…、今まで考えたことなかったです。」
「まあ今さら愚痴っても仕方ないことだが…。」


花ワールド-hirata
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