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架空サークル-05 [動植物園再生-01]

会議終了後は自然と幾つかのグループに分かれて、雑談が始まる。

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「佐々木先輩。」
「あっ、君は、え~と国井さよりさんだったかな。」
「はい、覚えていて下さってたんですね。」
「まあ、一応全員の名前は覚えたつもりだし、西山の彼女でしょ。」
「ふふ、そこまでご存知でしたか。」
「で、なにか?」
「あの、私も計画書とかのフォーマットいただきたくて。」
「ああ、了解、PCメールの方へ送れば良いかな。」
「お願いします。」
「どんな企画なの?」
「お店のプランです、既存店と内容が重ならず魅力あるお店作り、学園祭みたいなのどうかと思いまして。」
「なるほど…、学園祭なら何でも有りだしおもしろいかもな。」
「期待してて下さい、で…。」
「で?」
「今日お夏、千田夏子とご一緒だったじゃないですか。」
「あ、ああ。」
「あの子失礼なこと言ったりしませんでした?」
「そんなことはなかったけど。」
「お気づきでしょうが、ちょっとおバカなんです、悪い子じゃないんですよ、でもちょっと子どものままというか…、夏子と私は学校も同じなんです。」
「そうなんだ、はは、なんか西山も同じ様なこと言ってたな。」
「先輩はああいうタイプはどうです?」
「えっ、あ、そうだな、今まで自分の周りに居なかったから…、ちょっと…、否、かなり戸惑ったよ。」
「ですよね~、でも、長い目で見てあげて下さいね。」
「はあ。」
「おっと、じゃあ計画書のフォーマットお願いしますね。」
「ああ、了解。」

すぐにメモを取る佐々木光一。

「光一くん。」
「あっ、な、夏子さん…。」
「う~ん、なんでかなぁ、先輩なんだから、夏子とか、なっちゃんって呼んで下さいよ。」
「はは、そう言えば西山たちはお夏って呼んでたね。」
「はい、お夏でも良いですよ。」
「う~ん、考えとくよ。」
「え~、考えとくよ、は考えないよを意味する社交辞令って聞いたことある~。」
「じ、じゃあ…、な、夏子…。」
「うわ~光一くん、顔真っ赤、かわいい~、うぶなのね。」
「で、何か用?」
「あっ、怒った顔もす・て・き。」
「こらこら、大人をからかうんじゃない。」
「光一くん、彼女さんいるんですか?」
「い、いや…、あっ、お~い西山~!」
「先輩どうしたんですか?」
「この子、何とかしてくれ…。」
「お夏、お前…、先輩は真面目な方だって言ったろ。」
「だって~。」
「用もないのに纏わりつくな。」
「用事あったもん。」
「どんな用事なんだ?」
「計画書のフォーなんとか。」
「? 計画書のフォーマットを送ってもらうお願いするだけで、先輩が困るというのはどういうことなんだ?」
「だって…。」
「赤くなってもじもじしてもだめだぞ。」
「ああ、分かったよ、計画書のフォーマットを送ればいいんだな、PCメールでいいね。」
「はい、先輩、お願いします。」
「さ、用が済んだのならさよりの所へ行くぞ。」
「うん、さより、どこ?」
「バラ園近くの空き店舗を見に行ってる。」
「あっ、俺も行かなくちゃ。」
「じゃあ、皆で行きますか。」
「うん、行こう行こう。」
「お夏、お前はガキか?」


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