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F組三国志 14-5 [F組三国志 14 原崎すみれ]

「ねえ、すみれ。」
「は、はい。」
「俺、すみれのこと、まだ何も知らないけどさ。」
「うん。」
「でも一緒に勉強してきて、一生懸命な人だと思っていた。」
「へへ。」
「俺、女の子と付き合ったことないから、すみれにとって良い彼氏になれるかどうかわかんないけど、いいのかな。」
「私だって…、でもね、でもね…、里美が言ってた…、大地さんをがっかりさせるような女の子にはなりたくない。
私、美咲さまみたいに美人じゃないけど…、省吾さまと美咲さまみたいになりたい、大地さんと。」
「うん、そうだな、一緒に勉強したり…、でもさ、梨乃さんたちには悪いことしたかな…、梨乃さんは何となく感じてはいたけど、あやかさんや里美さんが俺のこと見ててくれたとは思ってなかった。」
「私を選んでくれてありがとう。」
「はは、女の子たちに囲まれるとは思ってもいなかったから、かなりあせったけどね、う~ん、梶田社長にうらまれるかな。」
「プロジェクト梶田とかには、これから大勢の参加があると思うから、梨乃もきっと良い人見つけるわよ。」
「そうだな。」

「あ~、幸せな人たちめっけ。」
「あ、玲菜。」
「聞いたわよ、すみれ、よかったね。」
「う、うん、ありがと、で、でもなんか梨乃たちの気持ち考えてなかった…。」
「ふふ、恋愛なんてそんなものよ。
まあ、彼女たちは省吾さまに、なぐさめのパフェをおごっていただけることになってね。
ささやかな幸せにひたるみたいよ。」
「へ~、さすが我らがリーダーだ。」

「ねえ嶋くん、プロジェクト梶田の方はどんな感じなの?」
「動き始めたよ。」
「昨日見学に行ってきたばかりなのよね?」
「工場に関してはまず工場内の整理整頓、昨日の内に問題点をまとめてきた。
梶田社長もすぐ取り掛かるって言ってたからね。
家まで送ってもらったついでに、リサイクル業者の連絡先とか伝えたし。
うちの親父とも話していかれて…。
親父も協力するって。
それに、俺は、親父から勉強させてもらえって言われた。
学校の勉強よりもためになるからって。」
「へ~。」
「梶田社長喜んでたけど、はは、親父もなんか嬉しそうだった。
玲菜さんはプロジェクトに興味有るの?」
「そうね、今はチーム赤澤に興味が有るって感じかな。」
「ふふ、玲菜はどれくらい知ってるのかなぁ~? チーム赤澤のこと。」
「えっ? すみれ、昨日なにか発表されたってこと?」
「企画がどんどん出てきてるのよ。
プロジェクト梶田に関連して工房の企画が始まりそうだし、黒川くんたちのプロジェクトもね。
株式会社を設立するって話もあるし、事務所を梶田さんとこの倉庫の一角に置くってこともほぼ決定みたい。
高山チーフ中心に資本金のこととか真剣に考え始めているって状態よ。」
「そのリーダーが省吾さま?」
「もちろんよ。」

省吾さまが社長になるのかな?
大地さんが重役になったりして。
そしたら、私は秘書にしてもらおうかな。
でも、そのためには勉強しなくちゃいけないのよね。
チーム赤澤は実験的、実践的学習の場でもあるって話してたな、省吾さま。
チームの活動を通して色々な体験をし、将来に役立てて欲しい、か…。
それを大地さんと一緒にできるなんて最高かも。
美咲さま、いつも楽しそうだもんな。
大変なこともあるかもしれないけど、がんばるぞ。
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