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F組三国志 6-4 [F組三国志 6 奥田麻里子]

「え~、第一回数学小テスト団体戦の結果を発表します。」

「おっ、結果発表か。」
「俺、がんばったんだけどな。」
「ちょっと、ワクワクね。」
やることはやったから、後は結果を受け止めるしかないのね。

「個人の結果はいつものように後ろに張り出されます。
が、今回は先生にお願いして、私と省吾だけ先に見せていただいて、グループごとに集計させてもらいました。
平均点で勝負ですが各チーム十一人となりましたので、合計点も発表します。
一人十点満点、合計百十点中、チーム正信…。」
「うわっ、どきどき。」
「九十点、平均八点一八。」
「えっ、いつもの平均って三点とか、四点じゃなかったか?」
「続いて、チーム哲平…。」
「おお、神様~。」
「はは、哲平ったら。」
「九十二点、平均八点三六。」
「おお~。」
「そして、チーム麻里子…。」
他が良過ぎたわね…。

「九十三点、平均八点四五。」
「うわ~、やった~!」
「姉御やったでござるよ。」
「一点差か~。」
ほんと、なんか信じられない…。

「ちなみに学年の平均点が四点台ということを考えると、我がF組はダントツということになります。」
「お~、やったぜ。」
「すでに職員室でも話題になっているそうですが、事前にお願いして監督を強化していただきましたので、先生からは、不正の形跡はない、との言葉もいただいております。」
「当たり前だよな、スポーツマンシップにのっとり、だったからね奥田キャプテン。」

「では、勝利チームリーダー、奥田麻里子さんから一言。」
「え~、っと、これだけの接戦だと、運良く勝てたという気もしますが、まずはチームのみんな有難う。」
ぱちぱちぱち…。
「今回、まあ省吾さんの企画に乗ったって感じなんだけど…、数学小テストに苦しんでいたり、投げ出したりしてた、そんな私たちを、ここまで引っ張ってきてくれた省吾さんに、我らが省吾さんに感謝です。
省吾、有難う。」
ぱちぱちぱち…。
「でも、省吾は私のものですからね。」
「ははは。」
「それから、今回の団結をここだけで終わらせないで、これからもみんなでF組を盛り上げていけないかしら。」
ぱちぱちぱち…。

正直、勝てるとは思ってもいなかった。
みんながんばってくれた。
でもこれからが大変なのかな…。

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