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夢プロジェクト-6 [権じいの村-11]

「では皆さん、最近の状況を報告して下さいますか、はい、渡会さんどうぞ。」
「私の選挙区では後援会ががんばってってくれていまして、新党宇宙の党員数が増え続けています。
油断は禁物ですが、何時解散総選挙となっても大丈夫そうな感じです。」
「うちもです、慶次さん、選挙運動は簡単で済みそうです。
自分の選挙運動に余裕ができれば、新人候補のフォローに時間を取れます。」
「私の所では党員達が勝手連的に動いてくれまして、私に投票予定の人達から署名を集めて下さいまして。
署名の数から考えると、まもなく当確となりそうです、後援会の人からも地元は大丈夫だから新人候補の手伝いをして欲しいと言われています。
そうそう新人候補は何人ぐらい立てる予定ですか?」
「すでに四十七都道府県全部に地方支部が出来ています。
すべての支部から一人以上の候補を擁立したいとの打診が来ています。
解散、総選挙の時期によりますが、準備期間が長くなれば成る程、うちが有利になるかもしれません。
早すぎると準備が間に合いませんから。」
「政権政党になれた時の準備はどうですか?」
「そちらの方はずいぶん前から進めていまして、例えば岩永さんが大臣になった場合、補佐する形で党員が数十人か…、百人を超えるかもしれませんが、とにかく付くと思います。
そして、今までなら官僚がしてきたようなことも受け持ちます。
そこから色々な助言も出てくるでしょう、相反する意見も出てくると思いますが…。
それらを参考にして、大臣としての最終判断を当然岩永さんにしていただくことになります。」
「私も大臣候補なのですか?」
「もちろんです、どうです、総理大臣でも良いのですが。」
「はは、総理大臣には慶次さんがなって下さいよ。
そう言えば、慶次さんはどこから出馬される予定なんです?」
「もちろんここからです、権じいの村プロジェクトを始める時に住民票もこちらに移しましたから。」
「どう考えても、すでに当確ですね。」
「はは、まあ絶対ってことは有りませんから…、落選したらなぐさめて下さいね。」
「ははは。」

「ところで、現時点での問題点として財界との関係があります。
きちんとした筋道を通せば協力もしていただけるとは思っているのですが、根回し出来るだけのコネもなくて…、財界と対立してしまうことは避けたいですから…。」
「慶次さん、そっちは向こうも気にしてまして、私の方にも探りが来ています。
しばらくは腹の探り合いになるかもしれませんが、こちらが下手に出る必要もありません。
彼等だって自分達にとって不利益になる法律を作られては困ると思っている筈ですからね。」
「確かにそうですね、今はどんな団体にも媚びへつらう必要はない、というより媚びてはだめですよね。」
「その通りです、そして、その姿勢を貫けたら我々は本物になれるのではないですか。」
「う~ん、もう一度腹を括り直すか。」
「はは。」
「夢プロジェクトを考え始めてた頃は、総理大臣候補も見つけて、なんて思っていたんですよ。
それが、色々動いている内に自分がその候補になってしまって…、でも学生達にずいぶん語ってきたから、今は私自身が夢プロジェクトの象徴になってると感じています。
でも、自分一人の力なんてたかが知れてますから…。」
「はは、たかが知れてる力でいったい何人の人に影響を与えたと思っているんです。
現時点での試算で数百万人、否、すでに数千万人かもしれませんよ。」
「皆で支えますからがんばって下さい。」
「はい、ありがとうございます。」
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