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雪の日に-3 [権じいの村-4]

「森岡、それ絶対いいよ、広めの風呂ができたらお年寄りたちも喜んでくれるんじゃないか。」
「うん、燃料が間伐材なら…、維持の問題としては手間かな…。」
「それは何とかするよ。」
「あっ、慶次さんも乗り気ですね。」
「ああ、森岡くんたちは植林地の調査だったね。」
「はい。」
「じゃあ間伐材の関係は少し考えてくれるかな?」
「はい、もちろんです、落ちてる枝とかも燃料にできると考えています。」
「慶次さん、廃屋の木材で再利用できそうにないのも燃やしちゃっていいんじゃないですか。」
「そうだな。」
「権じいの湯ってとこね。」
「よし、権じいの湯プロジェクト、スタートだ。
誰か概略をまとめてくれないかな。」
「私、今、余裕があるのでやりましょうか。」
「うん、頼む。
それを全部の参加研究室と、そうだな、機械科、電気科あたりは参加が少ないから各大学の工学部にも送って、新たに参加してくれそうな研究室がないか打診してみるか…。」
「そちらは私に担当させて下さい。」
「有難う助かるよ。」
「はい、権じいの湯プロジェクトを自分の研究テーマにしようかとも思いまして、面白そうですから。」
「はは、下心付きだったか。」
「良かったら参加希望のとりまとめとかもやりますが。」
「じゃあお願いしようかな、日程を調整して第一回の会議はうちの大学でやろうか。」
「はい。」
「土地の選定は、今いる土木科と建築科で候補を挙げておきましょうか。」
「おお、今からやろうぜ、地図を持って来るよ。」

「慶次さん、小さ目のをまず作り始めて、それと平行して大き目のも作っていくってどうですか?」
「そうだな、大きいのは時間がかかるだろうから、まずは入れるのを一つ完成させるというのもいいかもな。」
「そうだ、実験的にドラム缶の風呂とかも作ってみませんか。」
「いいね、男の子たちがそんな風呂を作って使ってくれたら、女の子たちも少しはのんびりとお風呂でくつろげるだろうし…。
権じいの湯が完成したら、風呂の為だけで下へ下りるということも無くせるからな。」

「あ~、私も入ってみたいな~、ドラム缶のお風呂。」
「えっ? えっと~。」
「何か問題でも?」
「和美さん、健康な男子学生たちが…。」
「そっか、うふふ。」
「こら~! 和美、うふふじゃない~!」
「あらっ、洋子も一緒に入る?」
「二人一緒は無理だろうな…。」
「いや、そういう問題じゃないかと…。」




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