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調査-3 [権じいの村-2]

「さあ、ここが小春ばあちゃんの…。」
「あ~! 白川慶次って白川先生?!」
「立派な表札だ~。」
「こっちのプレートは…、小春、慶次、真帆…。」
「真帆って山神先生?」
「恵って誰なんです? 山岸先生。」
「あら、山神先生の妹さんよ。
これは白川先生たちが、初めてここに泊めていただいた時に作ったそうなの。
板を焼いて磨いて白のペンで書いたそうよ。」
「久美さんって田中先輩ですか?」
「ええ、で、その次の真一くんも今日サポートに来てるわよ。」
「あっ、野原さんか~。」
「えっ、里美ったら、チェック早い~。」
「ふふ、で香織さんは近所に住んでる方のお孫さん、今日は会社休んで手伝いに来て下さってるわ。」
「あ~、なんかいいなぁ~、メモリアルプレートなのね。」
「でも、ここって…、白川先生の家になったのですか?」
「表札は白川先生に内緒で小春ばあちゃんが用意したの、私が下見に来た日に、白川先生も初めてご覧になって、すごく感激してみえたわ。」
「養子とかになったのですか?」
「ふふ、まだ迷ってるそうですけどね。」
「何か問題でも?」
「小春ばあちゃんの息子になるか孫になるか。」
「え~、そういう問題なんですか。」
「養子とかそんな感じじゃなくて、半分お遊びみたいなものだそうよ。
でもね、小春ばあちゃんが、ちょっと照れながら、慶次って呼ぶ時はとってもうれしそうで、かわいいのよ。」
「あ~なんかわかる気がする~、白川先生みたいな孫がいたらいいなぁ~。」
「ってあんた幾つよ!」
「ははは。」

「おやおやずいぶん賑やかじゃな、山岸先生。」
「あっ、おばあちゃん。」
「こんにちわ~。」
「よろしくお願いしま~す。」
「はいはい、な~もない村じゃがゆっくりしてってな。」
「は~い。」
「そこに畑で採ってきた野菜があるから…、ちょっとおいしい頃が終わってしまって申し訳ないがの。」
「そんなことないです、野菜は乙女の味方ですから。」
「ほっほ、そうかいそうかい。」

「小春ばあちゃん、みんな来たのですね。」
「あれっ、田中先輩、いらしてたのですか。」
「ここに泊まる人数も多いから、お手伝いなの。」
「そっか。」
「明日はみんながんばってね。」
「はい、その前に晩御飯の用意という難敵が待ち構えていますけど…。」
「ふふ、そっちもがんばって。」
「はいです。」
「じゃあ久美ちゃんこっちはお願いね。」
「はい、山岸先生。」




クリスマス特集
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