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ぷろろーぐ-7 [権じいの村-1]

「さて、そろそろ時間だな.
小春ばあちゃん、私はちょっと源太郎さんのとこに行ってきます。
みんなは…。」
「慶次さん、私たちはおばあちゃんにこの村を案内してもらうの。
ね~、ば~ちゃん。」
「はは、さっきお茶の用意をしてる時に、めぐちゃんと約束してな。
何でも、わしの絵も大切なんだそうじゃ。」
「それはいい、小春ばあちゃん、よろしくお願いします。」
「なあ、どうじゃ、今日はゆっくりしてけるんじゃろ。」
「はい?」
「大したごちそうもできないけど夕飯、食べていかんかね。
なんなら泊まっていってくれてもうれしいのじゃが。」
「うわっ、いいんですか、ラッキ~。
車は置いていきますから、足りないものがあったら真一が買出しに行ってくれます。
頼むな真一。」
「はい。」
「う~ん、泊めていただくかどうかは…、真帆と相談して…。」
「お泊りね、ホテルよりう~んと楽しそう、おばあちゃん、ちゃんとお手伝いするからね。」
「はいはい。」
「はぁ~、大丈夫かしら…、ねえ、慶次、着替えてから行くんでしょ、車まで一緒に行くわ。」
「ああ、じゃあ、いってきます。」
「いってらっしゃ~い。」

おや、下の家から2人だけ出てきた。
何の話しをしてるんじゃろうな。

「ねえ慶次、小春ばあちゃんに甘えていいのかな。」
「うん、甘えてみたいな。
ただし小春ばあちゃんの負担が少なくて、逆に喜んでいただけるということが前提だけど。」
「真一くんも久美ちゃんもいい子だから問題ないと思うけど恵が…。」
「大丈夫だよ、めぐちゃんは優しい子だから。
泊めていただくことになったら、予約しておいたホテルには連絡入れておいて、料金は帰りに払いに寄りますからと伝えておいてな。」
「普通にキャンセルしないの?」
「先々のことを考えると、ここからずいぶん離れたホテルでも大切にしなくちゃいけないんだ。
いざ、という時に協力をお願いすることになるかもしれないからね。」
「そっか、了解、でもなんか計画が早まったって感じね。」
「ああ、めぐちゃんのおかげだな、源太郎さんとの交渉にもプラスになると思うよ。」




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