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ジュピター-1 [Lento 12,support company]

花組からの手紙を受け取ってすぐ会議を開いたのは中堅の電気機器メーカー、ジュピターだ。
中堅ながら独自の商品を持っていて、特許の関係も有り結構安定した企業だ。

社長の大山。
「ここにいる者は皆花組からの手紙を見たと思う。
私としてはHarmony Works入りしたいと考えているがどうだろう。」
「いいですね、今なら和音さま真子姫さまの効果で業績も上がっていますから、少々コストがかかっても大丈夫だと思います。
それとHarmony Works入りできたらすごい宣伝効果になると思うし、Harmony Worksブランドでうちの商品も扱ってもらえたら、絶対売れるんじゃないでしょうか。
茂根くんの絵を製品にプリントしたりして。」
という経理課長の発言に対して応えたのは労組のトップ。
「おいおい俺の言いたいこと全部言いやがって。」
会場が笑いに包まれる。
「じゃ、反対意見は?」
誰も声をあげない。
「一応決を取るか。
Harmony Works入りを目指すことに賛成の者は挙手を。」
全員が手を挙げた。
そして拍手喝さい。
「じゃあまず各部署でミーティングを開いて問題点を聞き出して欲しい。
単なる我侭みたいな意見も無視せずに聞いて報告すること。
問題は派遣社員だな。
できれば直接雇用にしてあげたいけど。」
「本人が希望すれば、うちが派遣会社に違約金を払うことで何とかなるのではないでしょうか。」
「そうだな、そういう方向で派遣会社の方と調整を始めてくれ。」
「はい、わかりました。」
「現場に派遣社員のいる所はそういう方向性だと伝えて欲しい。
もちろん、今のままが良いという人はそのままで構わないから。
ミーティングは3日以内に実行、そこで出たことは書面ですぐ私に報告、派遣社員の希望調査も同様に。
何か質問は?」
質問はでなかった、皆自分の部署でのミーティングのことを考えていたようだ。
「ならば今日の会議は終了、明後日会議を開くからそれまでにミーティングを済ませた部署の担当者は自分達の考えをまとめて出来れば事前に書面で会議参加者に伝える、
特に考えがなければ、それは必要ない。
それから会議に参加したいというパート、アルバイト、派遣がいたらその名簿も早目に出して欲しい。
直接自分の意見を言いたい人もいるかもしれないからな。」

社長の大山は即断即決タイプ、だらだらと会議をすることを好まない。
そして社員達の声にきちんと声を傾ける姿勢は社員達の尊敬を集めている、そのことがこの中規模の企業を支えてきた。

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