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柳原真子と柳原咲江-1 [Lento 6,DVD]

真子の家の居間、真子は母親の咲江と二人、DVDを見ている。
DVDのタイトルは花と妖精、ジャケットは茂根達也の作品が使われている。

「タイトルとジャケットは色々な意見が出てね。」
真子が咲江に話しかける。
「なかなか良い絵じゃない。」
と、咲江が応える。
「でしょ、でも私と和音のツーショットとか、オーストリア風舞曲の一場面とかの案も出てさ、でも和音が何となく達也くんの絵にしたそうにしてたから、私がこの絵を推したの。」
「和音さん喜んでた?」
「うん、それと花が和音で妖精が私だから、ある意味ツーショットなのよね。」
「そういえば、この妖精って真子に似てない?」
「ふふ、よく言われるわ、達也君は私をイメージして描いたと言ってたわ。」
「すると花は和音さんを?」
「そうだと思うな、達也君のイメージする和音って、優しくて暖かくてってことじゃないかしら。」
「妖精はちょっといたずらっ子なのね。」
「ふふ。」

「それにしても踊ることは好きだったとはいえ練習嫌いのあなたがプロのダンサーになるとは思ってもみなかったわ。」
「Lentoと、和音と出会ったからね、Lentoでは何時も本番だから、まあ本番で練習してるってことかもね。
でも本当に和音はすごいの、ふと気づくと気持ちよく踊らされているって時もあるし、私の踊りに合わせて弾いてみせたり。」
「そうね、このオーストリア風舞曲の演奏もすばらしいわ。」
「矢野さんが私たちのために作曲して下さった曲ですからね。」
「真子、本当に良い絵になってるわよ。」
「ありがとう。」

「次は、花と妖精なのね。」
「実はね、この演奏でプロを決心したの。」
「そうだったの、それでジャケットも。」
「うん、私練習って好きじゃないから即興って良いのよ。」
「本とに練習なしの本番なの?」
「もちろんよ、まぁこの時は前もって多少の打ち合わせはしたけどね。」
「即興ってすごい緊張感があって全身がはりつめた感じになるの。」
「でしょうね。」
「でもね、和音は自然なのよ…、シューマンとか弾いてる時より、即興の時の方が、気軽に弾いてる感じがするの、それを和音に聞いたら、そうね、シューマンとか弾いてる時はシューマンに失礼にならないように気を使ってるから、って言うのよ。」
「えっ?」
「でね、即興の時は余計なことを考えずに、真子との時は真子のことだけ考えてればいいから気楽なものね、って。」
「この演奏が気楽なものなの?」
「彼女にとってはね。」
「う~ん…。」
「天才ピアニストの演奏で踊れる私って幸せじゃない?」
「そ、そうよね、でもあなたも天才に負けずにしっかり踊れているわよ。」
「ふふ。」

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