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神沢祐樹-161 [高校生会議2-25]

「…、柳井先輩それでですね、チームVivaceの中でもグループ分けが有って良いと思うし、違うチームを誕生させて行って良いと思うのですよ。」
「祐樹くん、グループ分けとは?」
「能力差はどうしても否定出来ないと思うのです。
綺麗ごと抜きで話させて頂きますが、片山さんや天野さん沢井さんとでしたら、ハイレベルな話し合いが可能だと思います、能力差が有ると言う前提でチームVivaceを構築して行けないでしょうか。」
「そうだね、祐樹くんは知的集団と話してくれたけど…、中核はこのメンバープラスαで、他の秀才達には違う仕事をお願いして行けば効率が良いと思うよ。」
「確かに能力的に差の有るメンバーが遠慮し合って足を引っ張り合うという構図は避けたいわね。
このメンバーで意見が合わなかったら、祐樹くんの判断を仰げば良いのかな。」
「個々の能力を簡単に計ることは出来ませんが、グループやチームと言う形で、各自落ち着ける場を見つけたり、互いに競い合ったり…、その延長で多くの学生にオフィス白川を自身の可能性を広げたり試す場として貰えたらと思うのです。」
「そうだな、個人的には、何も考えて無い様な人は苦手なので、そこは柳井さんにお任せしたいと考えていたのだが。」
「はは、片山さんは思ってた通り、だからリーダーになる気はなかったのですね、柳井先輩、如何です?」
「そうね、高校生会議の枠組みで集まってる連中を、私達の組織で再編するのも有りかしら…、組織作りの方向性を明確にするのは悪くないと思うわ。」
「うん、ここまで気遣いの必要が有って話にくかったのですが…、自分も、このメンバーなら本音で話せそうです。」
「はい、それで皆さんには…。」

「社会的に目立つ場所での活動でも自分達が望めば、バックアップして貰えるという事か。」
「大勢で話し合っているより早いわね、失敗しても私達の活動ならオフィス白川に与える影響は少ないだろうし。」
「失敗なんて有りませんよ、どんな形で有れ、人々に考える機会を作れます。
経済的な問題は会社として進めて行きます、チームVivaceの中核メンバーには社会に向けてインパクトを与えて欲しいのですよ。」
「簡単に言うけど私には、祐樹くんの子を身籠ってというぐらいしか思い浮かばないわ。」
「沢井さんは、その話が好きなのですね、面白くは有るが…。」
「ずっと言ってれば、絵美お嬢さまが許して下さるかも知れないでしょ。
社会的な常識に囚われないという事を考えて良いと思うのよ。」
「でも、絵美お嬢さまが不快に感じられるだろ。」
「私は、祐樹さまの遺伝子という観点から、簡単に否定出来ないのです、今は独り占めさせて頂いてますが。」
「う~ん、確かに能力の高い子が生まれて来る可能性が高い、その人数を増やす事になるのか…。」
「しかし…。」
「祐樹くんは沢井さんに魅力は感じないの?」
「それと、これとは…。」
「世間では浮気や不倫の話が後を絶たないし、昔は妾とか愛人とか二号さんとか色々、力の有る人は本妻と折り合いを付けてもっと自由で良いと思うのよ。
逆に私も、自分の子を育てながら、夫に束縛されず自由に生きたいわ。」
「自由な発想は良いですが、今は絵美と二人で歩いて行きたいのです…。」
「大丈夫よ二人の邪魔はしないから。」
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神沢祐樹-162 [高校生会議2-25]

「沢井さん、祐樹くんにプレッシャーを掛けるのはそれぐらいにして、社会的な常識に囚われない自由な発想を別の分野で展開してみないか?」
「片山さんはどんな分野を?」
「職を失ったらどうするとか。」
「常識的に考えると、生活費の問題から始まるのかしら、非常識に考えると、そこから遊んで暮らすというのは有りね。」
「そもそも、労働って人によっては遊びの延長でしょ、ねえ、祐樹くん?」
「ですね、生活の為に我慢して働いている人と楽しんで働いている人がいます。
うちの社員達は如何に短期間で売り上げを伸ばすか、ほとんどゲーム感覚ですから。」
「職を失ったら、次はゲーム感覚の仕事か…。」
「ゲーム感覚で働けるのは能力の高い人だと思うけど、それ程能力の高くない人にその感覚を味わって貰える場を作れたら…、労働に付加価値を付けられるのかな。」
「ハンディをお持ちの方に作業をお願いしている現場でなら色々試す事が出来そうです。
単純に生産性を上げる事は、個々の方の事情が有って気を付けなくてはならないのですが、モチベーションを上げる取り組みは実験的に出来ると思います。」
「絵美お嬢さま、我々がその現場を見て提案させて頂く、という事ですか?」
「はい、皆さんは会社の方向性を理解して下さっていると思います、楽しくない労働が楽しいものになれば、という事ですよね、天野さん。」
「でも、良く分からないのですよ、頭脳労働と肉体労働で感覚が違うじゃないですか。」
「自分は肉体労働も経験してみました、スポーツ感覚で取り組めれば悪く無いですよ。」
「へ~、片山さんは頭脳オンリーかと思っていました、肉体労働はスポーツに転化出来るのですか?」
「心の持ち様って事かな、自分で目標を設定してそれに取り組む、でも長時間だとね…、ずっとマックスでは働けないでしょ。」
「その辺りのバランスを取る事が出来ればという事か、私も経験しておくべきなのかな。」
「柳井さんに肉体労働は似合わないよ。」
「天野さん、それって私には似合うって事?」
「とんでもない、そもそも、沢井さんは経験しようとも思ってないでしょ。」
「まあね、でも、考えてみても良いわね。」
「そう言った事を含めた知的集団として、常識に囚われない、でもバランス感覚を持っている人で構成されるチームが動いたら面白そうでは有りませんか、チームVivaceとはまた違う存在として。」
「なるほど、がり勉系の秀才を抜きにしたグループで動くのは気が楽だな、さっき話してくれたテレビのコメンテーターとかだと、真面目な意見しか出せない人は向かないしな。」
「祐樹くんとしては我々四人をイメージしているの?」
「今の所は自分達を含めた六人です。」
「ねえ、一樹はどう?」
「兄貴ですか、どうかな…、表には出たがらないと思いますが、話してみます。」
「チームVivaceは秀才集団として拡大して行こう、我々はその核として動きつつ、自分達の能力を試してみる。」
「活かされない能力は無いに等しいものね。」
「活動の方向性はお任せします、チームVivaceと別扱いにするのであれば予算も別で考えさせて貰います。」
「名称は、やっぱり音楽用語からにするの?」
「Quasiとかでどうだろう。」
「いいですね。」
「えっ、祐樹くん、どういう意味なの?」
「andantino quasi allegretto、みたいに使われて、アレグレットのようなアンダンティーノ、なんか曖昧な所が面白くて片山さんらしい発想です。」
「活動する時はチームVivaceと曖昧で良いのよね、lento quasi vivaceでも良いのでしょ。」
「遅いのか早いのか全く分かりませんが、そんな感じですね。」
「ふふ、楽譜にそんな記号が書かれていたら見た人は悩むでしょうね。」
「しばらくはチームVivaceメンバーにも伏せておいて、暗号名lento quasi vivaceというのも有りだな。」
「暗号名だなんて、天野さんはそういう発想をするんだ、子どもっぽい所も有るのですね。」
「柳井さん、おかしいですか?」
「可愛いですよ。」
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神沢祐樹-163 [高校生会議2-25]

「とりあえず暗号名lento quasi vivaceとして、もう少し意見交換をしておきたいですが、千恵ちゃんから終了時間厳守と言われています。
祐樹くんや絵美お嬢さまと直接お話しできる貴重な時間、特に話し合いたいテーマは有りますか?」
「自分としてはテレビのコメンテーター関連を考えたいのだけどどうかな?」
「天野さんはテレビを良くご覧になるのですか?」
「あまり見ないからさ。」
「私も…、う~ん、テレビ番組は活用すべきなのよね…。」
「私は社会学的観点から分析してるわよ。」
「沢井さんはどんな番組を?」
「取り敢えず身近な連中から、面白いと思う番組、面白くないと思う番組を整理して出させてね。」
「もしかして女王様キャラなのか?」
「まあね、周りは分かり易い男ばかりなの。
テレビという媒体はその影響力やこの先を考えると面白い研究対象なのよ。
比較的頭の良い人が作ってる番組とそうでない番組には大きな差を感じるわ。」
「自分達のレギュラー番組は如何です?」
「まあまあね、メインに祐樹くんと絵美お嬢さまだもの、祐樹くん大好きという気持ちを差し引いても…、そうね、始まった頃にローカル番組の可能性を感じたわ、芸人を絡ませなかった事が良かったとも思う、自分のトークを確立している芸人が絡んだら変な色がついてしまうし、力のない芸人なんて、じゃまでしかないのよ。」
「そういう事か…、LENTOが出ている番組は親が録画しているのを見ているが、レギュラー番組は見やすいと感じていたんだ。
沢井さんは、テレビ業界に自分達が食い込めると思う?」
「そうね、経験の無さが弱点、でもコメンテーターなら事前準備を組織的に出来る、カメラの前で緊張してしまわなければ、天野さんも片山さんもビジュアル的に問題ない、柳井さんは高校との兼ね合いかな。」
「そうですね、考えてみます、本当に見たい番組は少なくて…、時間を作ってワイドショーを見ておくべきですか?」
「見ない方が良いと思うわ、時間の無駄だから、はっきりワイドショーは見てませんでしたと話してデビューした方がインパクトが有ると思う。
あなた達がワイドショーの研究を進めてから出演したら、番組を否定しまくりかねないしね。」
「はは、結局、すぐ首を切られるという事なのかな。」
「いえ、片山さんの視点で何回か番組が進行したら、局の側は下手に外せなくなると思います、どれだけ番組批判したとしても、でも、問題は肩書かしら。
情けないレベルの人でも、大学教授とか、もっともらしい肩書で出演してたりするのよ。」
「肩書か…、このメンバーで本を執筆とか考えますか?」
「lento quasi vivaceとして共著の形なら各自の負担は少ないですね。」
「六人が自分勝手な意見を述べるのは面白いかな、でも、祐樹くんと絵美お嬢さまは意見を合わせるのか、そうしたら私も…。」
「テーマを選べば、同じ方向性になるだろ、俺が書いた文章なんて誰も読まないけど、LENTOを含めた共著なら確実に売れるだろうな。」
「そうですね、知名度を上げる手段は色々有ります、黒字に出来る本を出版して行くのは難しくない一つの手段だと思います。
片山さんの分析も一般人に分かり易くまとめ直し、lento quasi vivaceの一員として出したら注目されると思いますよ。」
「あっ、祐樹くんは自分の研究をご存知でしたか?」
「あのままでは多くの方に伝わらないですが、表現を柔らかくすれば、その辺りの作業を出来る人はチームVivaceにもいると思います。」
「う~ん、自分でも書き直せると思うが、チームVivaceメンバーに手伝って貰う事は、時間が掛かっても必要なことかな。」
「そういった作業を通してメンバーの力量を見て行きたいものね、学校の成績だけでは全く分からないでしょ。」
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神沢祐樹-164 [高校生会議2-25]

「お話し中申し訳ありません、LENTOのお二人は明日以降のスケジュールが少しハードになりますので、そろそろお休み頂きたのですが。」
「もうそんな時間なのね、千恵ちゃんすぐに終わるからちょっと待ってて。
ねえ、祐樹くん、lento quasi vivaceのまとめ役は私でなくて良いでしょ?」
「ええ、このメンバーなら片山さんにお願いしたいかな。」
「沢井さんと天野さんが良ければ自分は構いませんよ。」
「お願いします。」
「では、会社の遥香システム上に暗号名lento quasi vivaceで極秘ワークシートを作って行きますね。」
「状況によって、四人には取り敢えず部長と同等の権限を持って頂く事も可能ですので検討して下さい。
イベントが終わったらまたお話ししましょう、では失礼します、おやすみなさい。」
「祐樹くん、絵美お嬢さまゆっくり休んで下さいね、おやすみなさい。」

「取り敢えず部長と同等の権限か…、結構遊べるのかな。」
「天野さんは、祐樹くんに持ち掛けられた、このゲーム、勝てる自信有るのでしょ?」
「まあね、チームVivaceメンバーの力量を見極めて部下にして行くというのも有りだろ。」
「組織をどうして行くかが問題ね、まず片山さんを部長として、チームVivaceは柳井さんが課長としてまとめる、私と天野さんは、これから重点的に取り組んで行く事の担当かな。」
「親達以上にインパクトを与えたいと思うのだけどね。」
「コメンテーターの話は進めてみたいわ、最近の出来事を整理して把握して置けばそれ程難しくないと思うの、私達の意見が分かれても問題ないわ、論理的な話が出来ていればね。
社会の出来事全般を把握する必要が有るといっても、同じ様な話の繰り返しに過ぎなくて…、実際にコメンテーターの仕事をする事になったら、インパクトを与えるポジションを確保してボケ老人系を排除して行きたいかな。」
「テレビ番組って、そういうレベルなのか?」
「そういうレベルね、どの番組に食い込めるか調べて検討するけど、オフィス白川の力を使えば行けそうな気がしているのよ。」
「祐樹くん達は東京での収録をお断りしてる、そこに入り込む余地は有るだろうな。」
「タイミング的には悪く無いのよ、LENTOの露出は控え目でしょ、LENTO関連の情報には人の目が向き易いと思わない?」
「自分もマスコミ系の事を調べてみるよ、ただ…、視聴者が納得する肩書はやはり必要だね、学校の成績が良かったというのではインパクトが全くないし。」
「やはり本の執筆から始めますか。
オフィス白川が如何に特殊な会社なのか、世間に知らしめたいとも思うし。」
「その流れで知名度を上げて行くか…。」
「そうね、柳井さんはチームVivaceの構想を練ってよ、下手に話し合うより一人で完成してくれた方が早いと思う、私はそれを尊重するわ、その内容も本の一部にすれば良いでしょ。
ノートパソコン持って来て本の構想を考えてみましょうよ、適当に作って後はチームVivaceに完成して貰うと言うのも有りじゃないかしら。」
「やってみよう、共同で執筆と言うのは経験が無いから試してみたい。」

「…、無難に骨格がまとまってしまったな。」
「まあ、本ですからね、一般の高校生でも気軽に読めるという事を考えたらこんな所でしょう。」
「う~ん、祐樹くんの発想そのものにインパクトが有るから、簡単に出来上がってしまいそうだな。」
「それでも、売れる本、という視点で見直す必要が有るわね、まあ簡単に書き上げてみましょうか。」
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神沢祐樹-165 [高校生会議2-25]

「あっ、柳井さん早いね。」
「お早うございます、そう言う天野さんこそ、私達がエキストラをする時間までは随分有りますよ。」
「まあ、チームVivaceメンバーと交流しておきたいし、今日は自分にとって貴重なんだ、柳井さんは普段から祐樹くんや絵美お嬢さまの歌声を聴いているのだろうけどね。
昨夜は寝付けなくて…、結局、執筆がはかどってしまったよ。」
「それって、遠足の前日にワクワクして寝られない小学生的な?」
「はは、否定出来ない。」
「ふふ、私も楽しみです、普段聴いているのは部活の練習でステージとは違うのですよ、今日はCM撮影や写真集向けの撮影、ライブDVDの撮影とか色々有りますからね。」
「LENTOファンとして楽しませて頂こうか。」
「はい。」
「チームVivaceは、どう?」
「まだ充分な交流が出来てる訳でも有りませんので何とも言えません、杉山姉妹の様な人ばかりでは有りませんからね、黙って様子を見てるのかなって子もいます。
それでもチームVivaceの一員として何かをしたい、という気持ちは伝わって来ていますよ。」
「皆がチームVivaceの一員で有り続けたいと思ってくれる様な集団にしたいね。」
「ですね、今日のイベントが終わるとバラバラになってしまいますから、今日は色々な意味で貴重な一日になりそうです。」
「皆は日程変更していないのか?」
「真面目な中高生はそんな事考えませんよ、lento quasi vivaceメンバーの様に自由人では有りませんから。」
「そうなのか、うちの親は喜んで日程調整してくれたけどな。」
「何か微妙ですね、天野さん片山さんクラスの方と親との関係って、想像しにくいというか。」
「はは、極めて普通だと思うよ、まだ彼女を紹介した事が無いからか、親はチームVivaceに期待しているみたいだな。」
「嘘ですよね、彼女はいるのでしょ?」
「今はいないよ…、祐樹くんと絵美お嬢さまの様な形が理想だと思うが、そう簡単な話ではないだろ。
話が合うと思って付き合い始めたら、そうでも無かったりしたのさ。」
「それは分かる気がします、祐樹くんがlento quasi vivaceを提案してくれたのも、それが有ったと思いませんか?」
「能力の差が興味関心の差にも繋がって行くからね。
彼はどんな人でも一定水準以上の生活を送れる社会をイメージ、でも、そんな社会は高い能力を持った人が利己的だったら成立しないと考えている。
自分は祐樹くんに認めて貰えて…、そうだね、自己中では無い人間だと思って貰えた事が嬉しいよ。」
「それで本の執筆にも力が入っているのですね。」
「チームVivaceとして動き始めるまでには、まだ少し時間が掛かるだろ。
まずは原稿を校正するという仕事を振った時、誰が引き受けてくれてどんな作業をしてくれるかに興味が有ってね、それをプロが校正するとどうなるのかも。
だから最初の原稿は簡単に仕上げる事にしたんだ。」
「三人ではそんな話をされていたのですか。
チームVivaceに関しては、その進展次第で本に入れるかどうか未定、一応記録の形でまとめては有りますが…、作業が早いとなると、私が書くのは次回以降になりそうですね。」
「うん、チームVivaceはまだ正式にスタートという訳でも無い、杉山姉妹にしても準備期間は必要だもんな。」
「ふふ、そうでも無いのですよ、彼女達は番組スタッフと面接をして貰い今後の撮影スケジュールに関する話を進めて貰っています。
部活関連の取材で顔見知りのスタッフが乗ってくれまして、成功するかどうかに関わらず、発端から追う、というスタイルなのですよ。」
天野さん達も近い内に、まあ、旅行の最後まで一緒という事になりましたので後回しですが。」
「そんな時間が…、番組スタッフだって暇じゃないでしょ?」
「とは思いますが、休憩時間に可愛い女の子達とお話しが出来て嬉しそうでしたよ。」
「なるほど…。」
「でも、ここからは社員イベントとLENTO中心のライブに皆さん集中したいとの事でした。」
「だろうね、それは俺達もだろ。」
「はい、楽しむとこは楽しまないと、旅のメインなのですから。」
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神沢祐樹-166 [高校生会議2-25]

「千恵、ぼ~っとして大丈夫か?」
「大丈夫よ…、社員イベントと今日のライブの余韻に浸っているだけ、私の担当で大きなミスが出なくて良かったし、楽しかったわ。」
「明日は休養日ですから千恵ものんびりして下さいね。」
「LENTOのお二人はお疲れでは無いの?」
「疲れより、動き始めたチームVivaceの事が気になってるかな。」
「あっ、柳井先輩は組織の核を作ったら日本中の秀才に参加を呼びかけると話してたわね。
岩崎高校生会議では原則平等公平だけど、チームVivaceでは能力の高い人を中心に組織を構成して、互いに刺激し合ったり補い合ったり、オフィス白川が岩崎とは別資本という事で動き易い一面が有るとかだけど…。」
「組織が正常に活動して行くにはルールが必要だろ。
同じ方向を見ていても、違うルールによるチームが存在すれば、互いに刺激し合う事になる。
それこそが、岩崎の社長達がオフィス白川に期待していた事なんだよ。」
「その究極が、暗号名lento quasi vivaceという事なの?」
「究極と言うには早すぎるかな、う~ん、千恵はlento quasi vivaceという名称、どう思う?」
「良く分からない所が面白いのかしら、少し教えて貰ったけど私は能力的にチームVivace止まりね。」
「チームとしてLento Quasi Vivaceを外にアピールし始めたらサポートは社員とチームVivaceにお願いしたいと思っているのだけど。」
「当然そうなるのでしょうね…、でも、岩崎高校生会議のメンバーとしてチームVivace構築…、高校生会議内の一つの取り組みとして進めても良さそうな事だと思うけど。」
「敢えてそうしない事で、皆さんに考える機会と競い合う形を生み出せないかと考えてね。
ここまで岩崎高校生会議は真面目にまとまり過ぎてると思う、少し刺激を与える必要が有るのさ。
安定した組織は知らない内に停滞し、組織としての可能性を見失しなってしまうものだろ、そうなる前にね。」
「う~ん…、岩崎高校生会議はそんな事にはならないと…、思うけど…。」
「そうかな、同じ考えの人が集まった仲良しグループが生み出すものには限界が有ると感じないか?」
「そう言われてしまうと…、私はまだ限界に気付けていないけど…、祐樹くんの視点では違うのね…。」
「互いに高め合うライバルは必要だろ。」
「そっか…、でもみんな高校生会議のメンバーでしょ。」
「協力したり競い合ったりで良いのさ、喧嘩する訳じゃないし、高校生会議の支部同士だって同じだよ。
チームVivaceやLento Quasi Vivaceが組織として目立つ事になれば、高校生会議の中に新たなライバルが登場するかも知れないね。」
「大きな組織だものね…、祐樹くんが提唱している、競争社会と弱者保護のバランス、というテーマに沿った展開になるのかな。」
「ああ、それでね…。」

「祐樹社長、おくつろぎの所すみません、ミーティングに関しまして柳井さんから、すべて社長の都合に合わせるとの返答が届きました。」
「そうですか、それなら明日の昼食時とかでも大丈夫ですか?」
「店は押さえて有りますので問題有りません。」
「では、お願いします。」
「すぐに調整させて頂きます。」

「千恵は?」
「明日の昼食はお供させて頂く予定になっておりまする。」
「そうか、育ち盛りなんだからしっかり食べてくれな、周りの人がしっかり食べてくれないと追加を頼みにくかったりするんだ。」
「その役目を私に?」
「ああ、千恵は少しやせ過ぎだろ。」
「そうかな…。」
「千恵の胸が希望に膨らまないという責任は私にも有りますが、健康的であって欲しいですね。」
「絵美も…、あ~、二人で私の体型をネタにして楽しんでたな!」
「はは、絵美みたいに普通に食べれば良いんだよ。」
「この旅行中美味しい物ばかり、胸が膨らまないでお腹が膨らんでしまったらどうしよう…。」
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神沢祐樹-167 [高校生会議2-25]

「祐樹くん、取り敢えず本の原稿が完成したから、時間の有る時に目を通してね。」
「早かったですね、沢井さん、無理をしたとかは?」
「全然余裕よ、分担して書いたし祐樹くん達の文章を多く引用しているからね、写真を多目に入れて売り上げに繋げようとも考えて文章は控え目、詳しい話は二冊目以降で良いでしょ。」
「軽めの本なのですね、それで我々の名称はLento Quasi Vivaceに決定ですか?」
「LENTOをイメージしつつチームVivaceに繋がる、分かり易くて良いと思いますよ。」
「では…、本の著者として四人の肩書はLento Quasi Vivaceメンバーとしますか?」
「あっ、私は執筆には参加していないの、チームVivaceの組織編成とかをしていてね。」
「いや、柳井さんと祐樹くん絵美お嬢さまを含めた六人の共著としよう、Lento Quasi Vivaceを世間に認知して貰うきっかけとする事が本を出版する目的だからね。
柳井さんの写真も沢山入れるし、柳井さんならこんな事を思っていそうだと考えながら書いた部分も有るんだ。」
「天野さん、それって少し違う気が…、でも本の目的を考えたら六人の本というのがベストなのかな。」
「異色の六人組男女ユニット、話題性抜群だと思う、そのデビューがLENTO関連本という事だね。」
「片山さん、本の発表まで待たずにテレビデビューという選択肢を考えているのですが如何でしょう。」
「えっ、どういう形で?」
「自分達の目指す所を明確に示しながら、Lento Quasi VivaceやチームVivaceの結成をアピールして良いと思うのです。」
「そうか…、まだ実績ゼロでも…、先に知名度を上げておくのも有りだな。」
「祐樹くん、具体的に何か有るの?」
「LENTOのCD発売に関する取材を六人で受けて、CDの話をほとんどしないとかどうです、世界平和について語るとか。」
「あっ、そうね…、世界平和か…、最近、社会問題と向き合う様なメッセージソングがあまり出て来ないのよ、昔は反戦とか反原発とか有ったのに、まずは、お爺ちゃんに聴かせて貰った曲を、みんなにも聴いて貰える様にするわね。
う~ん、祐樹くんはJohn Lennonのimagineって聴いた事有る?」
「有りますよ、忌野清志郎のも、自分の周りの大人達にはそういうのを聴かせたがる人が多いのです。」
「LENTOが歌ってCD化とかは?」
「自分達の力量では、まだ早いです。」
「でも、私達の方向性を歌で明確に示すのは有りでしょ?」
「そうですね、有名なメッセージソングのカバーは難しいですが…、沢井さん、作詞は如何ですか?」
「オリジナル…、そう来たか…、う~ん…、挑戦してみようかしら、でも作曲は出来ないわよ。」
「それは何とかします、自分達は子ども向け第二集と学生生活を応援する様な曲を考えていまして、そちらを優先したいのです。」
「CDをどんどん出して行くって聞いたけど、そんなに簡単な事なのか?」
「ええ、今の時点で手抜き無しの録音が出来れば、軽く黒字に出来るそうです、地下アイドルと違ってレギュラー番組を持っていますからね。
番組には皆さんも出て頂きたいのですが、放送スケジュールは結構先まで決まっていまして。」
「それで、違う番組を利用か、でも本当ならCDの宣伝をする場なんだろ?」
「それを無視するぐらいで無いとLento Quasi Vivaceの存在感は伝わりませんよ。」
「ああ、そうだな…。」
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神沢祐樹-168 [高校生会議2-25]

「でも、話題は世界平和ではなく、本にまとめた内容だね。」
「世界平和を語るのも面白そうだけどな~。」
「はは、まずはLento Quasi Vivaceのアピール、岩崎の流れを更に発展させようという、祐樹くんの考えを世間に知らしめる必要は有るだろ。」
「LENTOの二人を歌手としか見てない人や美形高校生カップルの面しか知らない人は少なくないでしょうからね。」
「社会的弱者が胸を張って生活出来る社会づくりを前面に出して行けば良いのかな。」
「始めは、もっと視聴者にとって身近な事から入った方が良くない?」
「例えば?」
「物価の秘密とか、ねえ千恵ちゃんは高い物と安い物、どっちを選ぶ?」
「あ~ん、欠伸してたからって振らないで下さいよ~、しかもすごく雑な質問…、うちは高級品志向では有りませんが安い物にはそれなりの理由が有ると教えられて来ました、選択肢があれば、予算の範囲内でそれなりに良い物を選びます。」
「経済力、価値観、コストパフォーマンスの辺りから経済の話をするのか?」
「変に準備しておかないで、ぶっつけ本番で良いと思いますよ、生放送では無いですから編集出来ます。
各自での準備のみにして、打ち合わせなしというスタンスの方が燃えませんか?」
「ああ、有りだな。」
「そうね、意見が対立したらと思うとぞくぞくするわ。」
「そこを常識人の俺がまとめるということか。」
「天野さんが?」
「柳井さん、ここは同意してくれる所だよね。」
「う~ん、想像出来ないかも。」
「はは、目指している所が近いのに安易にまとまらないチーム、それがどんな仕事をして行くのかドキュメンタリーとして面白いですよね。」
「真剣に議論を始めたら一般人には耳なれない用語が出そうだけど。」
「出して下さい、自分も学ばさせて頂きます、視聴者への伝え方は工夫しますので。」
「まあ、大学生でも三人は専門が違うから使い慣れた用語も多少違うだろう、普通の高校生では聴いた事が無い様な言葉は控え目にするよ、どうしても使いたい時は語句の説明をしながらになるかな。」
「片山先生よろしくお願いします。」
「はは、経済関連の基礎は任せてくれな。」
「では、番組の話は進めますね。」
「そうすると、今は岩崎高校生会議との関係を明確にしておくべきかな。」
「そうね…。」
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神沢祐樹-169 [高校生会議2-25]

「単純に、岩崎高校生会議が築き上げてきたシステムを利用して、岩崎高校生会議に刺激を与える組織を作る、という事で良いと思うな。」
「そうですね、シンプルに考えたら天野さんの言われる通りです。」
「という事は、どう利用し、どう刺激を与えて行くかが問題なのかな?」
「利用の方は遥香システムを通せば簡単、刺激は俺達が目立つ活動をするだけ、テレビで言いたい事言って、本を出して、オフィス白川を発展させる、親以上の成果を上げれば目立つだろ。
チームVivaceにも頑張ってもらってね。」
「簡単そうに話してますが、大変ですよね?」
「千恵ちゃんは難しいと思うの?」
「全然分かりません。」
「確かに親以上というのは難しそうね、うちの親に夕べ聞いた話だけど、LENTO関連の利益だけで軽くビルが建つ所まで見えてるのでしょ、祐樹くん。」
「ええ、絵美が作った優しいメロディが大人にも受け入れて貰えた事が大きいです。
大人向けブランドみたいなグッズも、しっかり売れていますよ。」
「絵美お嬢さまの清楚で大人びたイメージの商品が良いのよね~。
歌って踊る、可愛らしい二人の姿とのギャップが良いし。
大学でも流行っていてね、この旅行の話をしてあげたら、力一杯羨ましがられたわ。
天野さん、LENTO抜きでも親達以上の成果出せるの?」
「世の中の人が何を求めているかだよ、そこから色々な可能性が見えている、祐樹くん、企画書が完成したら見てね。」
「はい、楽しみです。」
「でも、祐樹くんの所まで上がって来る企画書の数は少なくないのでしょ?」
「多いですね、ただ、皆さん実績の有る方ばかりですから予算さえ合えば大丈夫なんです、今の所自社ビルを建てる予定は有りませんし。」
「うちの母さんは企画書が通ったって喜んでましたよ、ささやかだけど社会貢献出来そうだとか。」
「柳井さんの企画は収益の見通しが明確、初期投資額が控え目でしたので何の問題も有りませんでした、次の投資に回せる予算が有ると言う事は強みですね。」
「うん、企業として安定しそうだな。」
「はい、当初考えていたのとは全く違う規模になりましたが、見通しは…、そうですねLento Quasi VivaceとチームVivaceのスタートで組織的なアウトラインは完成だと思います。
これから中身を充実させていけば社会貢献出来る企業に成長させられると思っています。」
「あっ、早い段階からLento Quasi Vivaceの様なチームをイメージしていたの?」
「ええ、日本の老化は若い世代の可能性を奪って来た大人達に原因が有った、それを変えて行くのは自分達だと思いませんか?」
「そうね、多くの若い労働力を非正規雇用に追いやった社会、その真逆を進めるのは…、ご老人ではなく私達の世代よね。」
「その代表で有るお二人は、岩崎雄太社長との会食で何を話すのかな?」
「尊敬する大社長に、まずはこれまでのお礼ですね、資本が違うのにグループ企業と同等かそれ以上の援助して頂きましたので。
そして、先ほどの岩崎高校生会議が築き上げてきたシステムを利用して、岩崎高校生会議に刺激を与える組織を作る、という話をさせて頂くつもりです。」
「会食の様子は録画されるの?」
「ええ、ただ、放送出来ない話をカットし編集しての放送となります。
岩崎社長の了解が得られれば編集なしのを皆さんに見て頂く事が可能かも知れません。」
「俺達が会える様な方ではない、我々の代表が大社長とどんな話をするのか、楽しみにしてるよ。」
「はは、真面目な話ばかりとは限りませんよ。」
「そういう話こそ聞きたいわ、岩崎の総帥、その素顔なんて謎だもの。」
「まあ、頑張ってみます。」
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神沢祐樹-170 [高校生会議2-25]

「岩崎社長、今日はお招き下さいまして有難う御座います。」
「いやいや、君達も忙しいだろ、今日は来てくれて嬉しいよ。
しかし、まあ…、素敵なカップルだね、私の周りには美男美女が多いのだが、なあ明香。」
「ふふ、私もLENTOのファンなのですよ、ボランティア社員になりたかったぐらいに。」
「有難う御座います、自分達は岩崎の力をお借りして、でも資本的には違うという微妙な立場です…。」
「そこが良いんだよ、今の岩崎は遥香を始め優秀な人材が多く集まって岩崎王国を固めてくれている、でも安定しているからこそ、イレギュラーな存在が必要なんだよ。」
「はい、小さな存在ですが岩崎高校生会議に少しは刺激を与えられないかと考えています。」
「はは、もう与えてるよ、どうして自分達は祐樹くんのレベルまで踏み込まなかったのだろうと反省してる連中が大勢いるぐらいにね。
金を稼げる我々こそが、幸福度で一番底辺にいる人達に寄り添っていかないとな。」
「自分達の力はまだまだです。」
「うちも動くよ、共に日本を良くして行こう、それでね、君も私の後継候補になって欲しいと考えているのだがどうかな?」
「えっ、岩崎のトップという事ですか?」
「候補者は何人かいて、そこから代表を決めて他が支えるという方向なのだが、何故か君達のファンばかりでね。」
「それは信じられません、遥香さまもおられますし。」
「遥香には今以上の負担を掛けたくないし、彼女自身も岩崎のトップという立場は考えていないのだよ。
オフィス白川は半端なく注目されていてね、社員の大半は岩崎の社員でも有るだろ。
ボランティア社員なんて普通に有り得ないし、本業に差し支えないか気にする役員も居る。」
「ですよね…。」
「それで、しっかり調査した結果が面白くて、君達の歌と踊りは可愛いし。」
「はは…。」
「でも一番のポイントは、私達の考えを更に発展させて社会に影響を与えて行こうという姿勢、それを明確に示しているから多くの人が君の元に集まって来る、そこに自信を持って良いと思うよ。
優秀な後継候補でも、組織の拡大や維持に目が行きがちで、君達が進めている様な所までは考えが至って無かったみたいだ。
さらに言えば君達の年齢からしっかり帝王学を学んで欲しいという事かな。
正直、私の後継という立場は、遥香達が頑張ってくれた事によって、かなり重くなってしまった。
でも、君が後継候補の筆頭という立場で学んでくれれば…、そうだね君を支えたいと思う人のパワーは私の比ではないと思うのだよ。
まだ候補の一人だが、真剣に考えてくれないか。」
「白川社長からも社長と言う立場を学習する機会を頂いています。」
「そうだったね、彼は君を経済界のリーダーに育てたいと話していたが、私も同感だ。
それで、岩崎学園大学なら私の一存で合格に出来る、受験に掛かる時間を経済界について知り体験する時間に当てて貰えないだろうか。」
「岩崎社長にお願いされては断れません、宜しくお願いします、あの、白川絵美は…?」
「共に歩むと決めたのだろ、その邪魔をするつもりはないよ。」
「祐樹くんと絵美さんは良く話し合うの?」
「はい、二人で話し合う事で三つ目の案が出る事も有ります。」
「はは、本当に素敵なカップルなのだね。
これからの活躍、期待してるよ。」
「さて、一番大切な話は済んだから、後はオフィス白川、今後の展開とか教えてくれるかな?」
「はい、社員の子弟から優秀な人材を集める形で…。」
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