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中学校-01 [チーム桜-09]

某中学校。

「いよいよ今日から正式な調査実習だな。」
「ええ、事前調査でも色々分かったけど、教員を目指す人にとっては教育実習とはまた違った良い経験になると良いわね。」
「花井さん、おはようございます、今日の朝礼では特に個人の紹介はしないのですね。」
「はい、人数も多いですから、その代わりネームプレートだけは確実に、管理も慎重にお願いします、部外者が校内に不正に入り込む様な事が有ったら大問題ですからね。」
「再度確認しておきます。」

「ひとまず夏休みまでの一か月半だけど、結構な人数が集まったな。」
「立岡くん有難うね、体格の良い人を集めてくれて、私達ではちょっと怖い子もいるから。」
「その代わり出会いの場を頼むね、中学生に手を出す様な奴はいないけど、さすがに彼女がいる事という条件はきつかったし。」
「極力男女ペアで動いて貰う様にするわ、特にラグビー部や柔道部の大きい人達は一人じゃ調査しにくいでしょうし。」
「花井さん、シフト組むの大変じゃなかった?」
「毎日同じ人数でなくても良いから大丈夫よ、最低十八人という事にさせて貰ったけど午前だけ、午後だけ、部活だけも有りにしたから、最低二十四人最大五十一人になったわ。」
「でもサブリーダーは毎日必要だろ、俺としては毎日でも来たかったけどそうも行かなくて…。」
「安心して、立岡くんと同じくらいの気持ちで取り組んでくれる人が何人も手伝ってくれてるからね。」
「なら良いけど…、そろそろ全員集合か?」
「そうね、注意事項の確認は出来てるから、朝礼までは横の繋がりを作っておきましょうか。」

「先日から来てみえる大学生の方々の調査が、今日から本番だそうです、皆さんは何時も通りで構いませんが、せっかくの機会ですから、大学生のお兄さんお姉さん達から色々教えて頂いて下さい。
では、花井さんお願いします。」
「はい。
今日から夏休みまで、皆さんと過ごさせて頂きます、メンバーは入れ替わりながらです、中に怖そうなお兄さんもいますが見た目ほど怖い人では有りませんので安心して下さい、調査と言っても堅苦しいものでは有りません、アンケートも取りません、お兄さんお姉さんに相談したい事が有ったら受けますし、無かったら一緒に遊びましょう、もちろん勉強の相談も大丈夫です、よろしくお願いします。」

昼休み。

「緒方さんに話しかけたいけど、なんか小山くんと居る事多くない?」
「さすがに男子達おとなしくしてるから、話に入っても大丈夫じゃないかしら?」
「無理無理、話の内容があたしらじゃついて行けないレベルなの、数学で今やってる所が高校ではどう発展して行くとか、難しそうな本の話とか。」
「でも小山くんもかわいそうよね、男子にいじめられてるだけじゃなく、家も色々揉めてるそうよ、高校進学も微妙らしいって、うちの母さん話してた。」
「そっか、でも私達ではどうにもならないわね。」
「緒方さん知ってるのかな。」
「小山くんの話題なら緒方さんとも話が出来るんじゃない。」
「じゃあさ…。」

「おい、やばくないか、小山の奴。」
「俺達がおもちゃにしてた事、緒方さんに話してないのかな?」
「緒方さんは小山とばかり話してるよな、大学生の人数が急に増えたしやりにくいよな。」
「しかもうちに来た女子大生は格闘技やってる人らしい、隣のクラスは優しそうなお姉さんなのに。」
「何かの陰謀か?」
「帰りにゲーセンでも行くか?」
「だな、夏休みまで遠いからきついな。」

その日の調査参加者からの報告の一部、報告は調査実習参加者で共有される。

『一年二組、十六人の子と言葉を交わしたが特に問題なし。
授業も特別な問題を感じなかった。
三名の先生とも話が出来たが、特に問題は無いとの事。』

『三年三組、緒方さんには小山くんのガードを兼ねて張り付いて貰っている。
女子の何名かは緒方さんに興味津々の模様、問題の有りそうな子達も今の所はおとなしい。
ただ、すごく危険な子はいない様な気がする。』
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中学校-02 [チーム桜-09]

本調査二日目の休み時間。

「休み時間を放課って呼ぶのは愛知県独特な事だって知ってた?」
「え~、うっそ~、先生も普通に使ってるし。」
「俺はさ山梨出身なんだ、今回この調査実習に参加しようと思って説明会に参加した時耳にしてね、なんか違うから調べてみて分かったんだ。」
「へ~。」
「そうなのよ、私も転校して来た時は戸惑ったわ、でも方言はテレビで見てた程じゃなかったから安心したかな。」
「私は自分の方言が隠しきれなくて苦労したわ。」
「俺も転校してきた頃は、笑われたりいじめられたりしないかと必死だった。」
「大変だったんだな。」
「でもね、雰囲気の良いクラスだったから、すぐに楽しくなった…、あれが二組だったらやばかったかも。」
「だよな、二組だったら速攻いじめられてたと思う。」
「それは、一年の時って事?」
「ええ、今は三組がやばいよね。」
「一年二組の問題児が二年三組に…。」
「そうなんだ…、あっ、もうすぐ次の授業だね。」
「大丈夫よ、何時も遅れて来るから、西田先生は。」
「でもさ、今日は武田さん達来てるからまともに来るんじゃない?」
「それは有るかも。」
「ちゃんと来たら理由を聞いてみたいわね。」
「加奈、出番よ。」
「よっしゃ~!」

その日の武田の報告。

『現時点で二年三組に問題のある生徒が存在しているとの情報有り、二年一組では大きな問題を感じられなかったが気になったのは社会科教師Nさん、普段から授業開始時間に遅れている模様、生徒から低評価、要支援の可能性有り。
転校当初、特に方言、イントネーションの違いによるいじめを気にしていた生徒、複数。
二年一組の第一印象は悪くなかったです、明日以降教師に対する評価を中心に会話を進めたいと思っています。』

「武田くんの報告に有るN先生、教師に向いてない気がしてたんだ。」
「そういう先生がいると無駄な塾通いが増えるんじゃない?」
「だな、中学の社会なんて授業を受けなくても九十点以上軽く取れるんだけどな。」
「へ~、そうなの。」
「俺、中三の時、ちょっと入院してた事が有ったんだ、でも教科書と問題集で成績を落とさなかった、社会が一番楽だったな、暇も有ったけど。」
「緒方くんは優秀だったんだ。」
「そうでもないよ、佐々木代表とかと話をするとレベルが違うって感じるからね、寺田さんは中学時代どうだったの?」
「がり勉系かな、今思うともっと時間を上手に使えてたらとも思うの。」
「そうか、俺は親父に学習方法を教えて貰って、まぁ親父は点数とか気にしない人だから気楽だったな、今は小山くんの事も相談してるんだ。」
「どう? 彼は何とかなりそう?」
「絶対何とかする、今度佐々木代表も会って下さるし、親父も色々考えてくれているんだ。」
「そこまで…、何かあったの…。」
「親父は子どもの頃から色々有って苦労してきたんだ、でも俺達兄弟は幸せな環境で育てて貰った、俺に出来る事なんてたかが知れてるけど、やれる事が有るならきちんとやりたいと思ってる。」
「私も手伝いたいな。」
「う~ん、今度馬篭まで行こうかって話してるんだけど、藤村記念館メインでね。」
「あ~、それなら一緒に行きたいな。」
「ちなみに、藤村記念館は、夜明け前ぐらいは読んどかないと楽しくないかもなんだけど。」
「うわっ、なんかハードル高そう…。」
「小山くんと行くとなると、普通の観光客とは違って、滞在時間がかなり長くなると思うんだ。」
「緒方くん達と仲間外れは嫌だから…、がり勉モードで読んでおくわ。」
「はは。」
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中学校-03 [チーム桜-09]

翌日、二年三組の昼休み。

「清瀬さん、すご~いお弁当ですね。」
「ああ。」
「誰が作ったんです?」
「俺。」
「豪快だなぁ~。」
「はは、清瀬さんの手で細かい事出来るとは思えないわ。」
「柔道お強いんですよね。」
「負けた。」
「ふふ、彼はちょっと怪我をしてしまったの。」
「そっか、でも強いんですよね。」
「ああ、負けない。」
「ボキャブラリーは少ないのね。」
「話下手なだけなのよ、彼は優秀なんだから。」
「あっ、赤くなった。」
「始めは怖そうな人かと思ったけど、なんか可愛い。」
「困った顔して、私に助けを求めてちゃだめよ。」
「あ~、永井さんはドSなの?」
「そんな訳ないじゃん、今日はたまたま組む事になったからサポートしてるだけだし。」
「調査の方達男女ペアが多い気がするけど。」
「ええ、意図的にね、清瀬くん一人じゃ危険でしょ?」
「はは、確かに近付けない~、あっ御免なさい…、えっと…、清瀬さんは、うちの男子とじゃぁ比べ物にならないくらい素敵だと思います。」
「ちょっと遥香、聞かれたらまずいわよ。」
「その時は清瀬さんが守ってくれるわ、ねっ清瀬さん今日だけでなく明日からも三組に来てね。」
「ああ。」
「何か不穏な感じね…、誰にも聞かれない所で教えてくれないかな。」
「はい。」

その日の永井の報告。
『二年三組の中心人物は安永亮、親は暴力団関係者との噂有り、男子生徒は彼の言いなりの模様、女子には清瀬くんに期待する動き有り。
清瀬くんは、格闘技系で継続調査をしながら、根本的解決を模索したいとの事。』

「花井さん、この報告は微妙じゃない? 私達では犯罪組織と真正面からは向き合えないわ。」
「根本的解決か…、私達の手に負える事じゃないわね、二年生のクラスにこんな問題が有ったとは思ってもいなかったわ、すぐに佐々木代表に連絡を入れなきゃね、清瀬くんもあせらないでくれると良いんだけど。」
「永井さんと清瀬くんには私から、急がず慎重にと連絡しておきます。」
「お願いします、私もすぐ本部に連絡を入れるわ。」
「はい。」
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中学校-04 [チーム桜-09]

ある日の職員室。

「学生達の調査って何やってるんだろうね?」
「まあ彼らなりに考えてるんじゃないですか。」
「授業は楽になったな、結構真面目でレベルの高い子が来てる気がする、教育実習じゃひどいのも来るだろ。」
「ええ、本気で教師になる気が有るのかどうか分からない子が来ると迷惑でしかないわよね。」
「でも今回は教育実習じゃないから、直接授業はしないしテストとかの協力もしてくれないんだろ、せっかくだからちゃんと働いてくれたら良いのに。」
「西田先生また自分がさぼる事考えていませんか?」
「いや…、彼らに良い経験をさせてあげたいから…。」
「今回の調査は中学校の調査でしょ、調査対象は生徒だけじゃないかも知れませんよ。」
「学生からは結構ポイントをついた質問を受けてるからな。」
「でもさすがに校内が平和になったわね。」
「問題の有るクラスにはちゃんと体格の良いお兄さんが常駐してるから、さすがの安永もおとなしくせざるを得ないだろう。」
「小テストの結果が一気に上がったのよね。」
「だな、俺達の力不足だったと思いたくないが…。」
「子ども一人に対する指導者の人数比が上がってる訳だから…、教師の仕事量を考えたら普段は絶対的に人数不足なんじゃないか。」
「ああ、そこを指摘してくれた学生もいるよ。」
「俺はサッカー部の指導について、学生達と討論をしているが、正直言って色々教えて貰ってるという感じだね。」
「私は微妙だなぁ~、英語の発音がめちゃ綺麗な学生がいて、ちょっと立場がさ。」

「失礼します。」
「はい。」
「桐山先生、三年生の数学小テストの結果を、氏名抜きで頂けないでしょうか、出来れば四月からすべて欲しいのですが。」
「やはり君達が動いてくれてたんだね、今回は一気に上がってるよ、内容的には平均点が下がる範囲なのに。」
「三年担当でチームを組んで指導させて頂きました、卒論の一部に取り入れたいという声も有りまして、教頭先生にもお願いしておきましたので確認お願いします。」
「助けて貰ってるからデータ位は送らせて貰うよ、校外に出しても問題の無い形でね。」
「よろしくお願いします。
えっと北島先生、サッカー部の指導ですが、一般公立中学に於ける部活指導という観点から何人かの学生と助教授でチームを組み、トレーニング内容など検討したいのですが如何でしょうか。」
「それは助かる、でも夏休みまでに完成出来るのかな?」
「可能なら何年か継続的にと、体育の教員を目指してる連中もいますし、助教授は平凡な公立中学での指導という事に興味が有る方です。」
「サッカー部だけなの?」
「他の部活も視野に入れています、柔道とか剣道とかはすでに指導が入っていますし。」
「ほんとは練習全部をお任せしたい所だけど、責任問題も有るからね。」
「柔道部に来てくれてる清瀬くんは、私じゃ絶対かなわないレベルなんだけど。」
「彼は自分が怪我に泣いた事も有って、かなり考えて指導してるそうです、将来的に柔道の指導者を目指していますし。」
「強面なのに何か人気が有るんだよ、女子にも。」
「ええ聞いてます、ここで初めて会ったという女子大生達も狙ってますよ。」
「はは、そうなんだ、とりあえずサッカー部の話は進めてくれるかな。」
「はい、よろしくお願いします。
あっ、西田先生もいらっしゃいましたか、一度中学の歴史の授業を見学したいという助教授が居るのですがお願いできませんか?」
「私の授業を見学しても参考にはならんと思うが。」
「いえ、ごく普通の授業を見て今後の参考にとの事です、もちろん教頭先生の許可は頂いています。」
「…、という事は断れないという事か…。」
「よろしくお願いします。」
「立岡くん、調査の方は順調に進んでいるのかい?」
「はい、色々な観点から、差し障りのない事に関しては結果をまとめて報告させて頂きます。」
「君達が来始める前とはずいぶん雰囲気が違っているから、普段の姿は見れてないと思うが。」
「それも計算に入っています。」
「そうか、何にしても助かってるからよろしくな。」
「はい。」
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中学校-05 [チーム桜-09]

ある日の授業後、運動場。

「やはり中学はグランドが狭いな。」
「でもここは昔生徒が多かった事も有って中学にしては広い方なんです。」
「特に強い部活は?」
「あまりないみたいです、たまにうまい子がいると少し上に行くぐらいで。」
「うん、やはり予定通り二つの方向から行こうか、能力測定の準備は済んでる?」
「はい。」
「運動場を使うのは、野球とソフトとサッカー、陸上か、調整し直したんだよね。」
「はい、特に面積を広く使いたい三つの部活は練習内容を調整して取り合えずバランスを取りつつ効率を上げました、ただトレーニング内容は大きく見直したいですね。」
「素人が指導してた訳だから仕方ないだろう、まずは一般的公立中学に於ける部活指導のモデルを構築だな。」
「その上でどれくらいの結果が出せるかの実験的取り組み、先生ちょっと欲張りじゃないですか?」
「別に大会で優勝させようと思ってる訳じゃないから良いだろ、あれっ、あのカメラは?」
「今回の件を佐々木代表に話した所、記録を残してドキュメンタリー番組を制作する方向で、保護者の方の許可も得て有ります。」
「良いねえ、中学に於ける部活動の問題点も浮き彫りにして貰おう。」
「はい、あっ子ども達も揃った様です。」

「今日からサッカー部の外部指導者になる秋田です、よろしく。
この件に関しては立岡くんから聞いてると思うので説明は省かせて貰う、ただ一つ肝に銘じておいて欲しい事は時間の使い方、だらだら長時間やっても意味はない、約二時間の練習時間をより有効に使うと考えて欲しい、良いかな?」
「はい!」
「今日は運動場の広い所をソフト部に譲って君達には能力測定を行って貰う、良いか自分の今の力を知る事は大切な事だから、真面目に取り組んで欲しい、では後は立岡くんの指示に従ってくれ。」
「はい!」

「秋田先生、お茶は如何ですか?」
「ああ、有難う花井さん、中学生はかわいいね、元気も有る。」
「皆、ワクワクしてるのですよ、立岡くんが先生の実績とか話していましたから。」
「はは、過去の話だよ、それより緒方くんが来てるって聞いたけど。」
「はい、ちょっと問題を抱えてる子についてくれてます。」
「じゃあサッカー部には来てくれないのか…、残念だな、彼のサッカーは綺麗だから中学生のお手本に最適だと思ったんだ、長身だからうちとの試合でも目立っていたからね。」
「そうですか…、一度相談してみます、ところで先生の所のサッカー部は大丈夫なんですか?」
「指導者の世代交代も必要なんだよ、若い世代の教育もね、もちろん皆がプロの選手になる訳じゃない、でもフットサルでも違った競技でも良いから、ずっとスポーツが身近な存在という大人になって欲しいと思っているんだ。」
「生涯スポーツという事ですね、子どもの段階でスポーツ嫌いを作らない体育の授業を考えてる学生もいますが。」
「ああ、大切な事だね、その学生とも機会が有ったら話してみたいな。」
「調整させて頂きます。」
「どう、このプロジェクトの発端はいじめ問題だったと聞いているけど。」
「今の所は平和です、学生の目が有っては変な事出来ないでしょうし、ちょっと危なそうな子の居るクラスには柔道部とか貼り付けて有ります。」
「しかし、ずっととは行かないだろ。」
「はい、ただ今回の結果を踏まえて、良いシステムが構築出来ないか模索しています。」
「予算の関係とか色々難しい事情が有るかもしれないが、私も協力させて貰うよ。」
「有難う御座います、佐々木代表も一度秋田先生と会ってお話しがしたいとの事ですが如何ですか?」
「私の方こそ会ってみたいよ、短期間で大きな組織を築き上げ実績も出している人物だからね。」
「次の金曜日の夜は空いてませんか?」
「うん、特に予定はないが。」
「では飲み会に参加お願い出来ませんか、佐々木代表達との。」
「行きたいね、場所は?」
「桜根、安藤社長の御自宅です、私達も誘って頂いて、ちょっと舞い上がってるんですが。」
「という事は、安藤社長とも。」
「もちろんです。」
「チーム桜の二本柱に会えるのか…、妻に恨まれそうだな。」
「えっ、秋田先生恐妻家なんですか?」
「いや、そうでもないが、うちのは彼らの大ファンなんだよ。」
「たぶんご夫妻で参加して下さって問題ないと思います、私達も彼氏、彼女と一緒にって言われていますから、念の為確認は取っておきますので後ほど。」
「ああ、頼むよ、この前俺が大型バイクを買ってから機嫌が悪いんだ。」
「そんなご事情が…。」
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中学校-06 [チーム桜-09]

図書室。

「緒方さん、お勧めの本って有りますか?」
「お勧め? そうだなぁ~、今まで読んだ本にもよるけど。」
「軽いのばかりで難しいのは読んだ事ないんです。」
「う~ん、せっかく図書室が有るのだから、つまみ読みってどうかな?」
「えっ?」
「適当に手にとって読み始めてみる、一行とか一ページ読んでみて続きを読みたくならなかったら、やめて次の本、読みたくなったら読み進めてみて、やはりつまんないって思ったらやめる、読みたくない本を無理に読まなくても良いと思うよ、軽いのが読めるのだから、良い本との出会いが有るかも。」
「そっか。」
「ふーちゃん、色々教えてくれて有難うね、小山くんの事。」
「うん、聡くんとは小学生の頃、一緒に遊んでたのに…、色々変な事になっちゃって…。」
「何とか良い方向に持って行けそうだから安心して。」
「今回の調査って、いじめとかが有ったからですか?」
「まあね、チーム桜関連で行った調査で、詳しくは話せないんだけど。」
「あっ、聡くんだ。」

「緒方さん話の方はまとまりました、よろしくお願いします、ふー心配してくれて有難うな。」
「そうか、良かった。」
「えっ、どうまとまったの?」
「ふー、俺は転校する事になった、緒方さんの家の近くの中学に。」
「引っ越すの?」
「ああ、心機一転という事かな、苗字も緒方にして下さるそうだ。」
「私は、おめでとうって言えば良いのかしら。」
「出来れば。」
「ちょっと寂しいけど、おめでとう。」
「有難う。」
「大変だったんでしょ。」
「チーム桜の佐々木代表と緒方さんのお父さんが色々動いて下さって…、元々今の父親とは血の繋がりもなかったし、母親はあんな状態になってしまったから…。」
「じゃあ、緒方さんが聡くんのお兄さんになるって事?」
「可愛い弟が出来たから、今度木曽方面へ旅行に行くんだ。」
「あ~、うらやましいな、私も連れてって。」
「はは、メインは藤村記念館だから、夜明け前ぐらい読んどかないと仲間はずれだよ。」
「あ~ん、そんな~。」
「寺田さんも一緒だから大丈夫じゃないの。」
「だめだめ、彼女も、がんばって読んでるんだから…、でも、俺達が読んでたのよりうんと読み易いのを見つけて、もうすぐ読み終えるみたいだよ。」
「へ~、まぁ、ふーには僕が解説してあげるよ、面白くないかもだけど…。」
「小学生の頃勉強教えて貰ってた事思い出した、私は全然だめだったに優しく教えてくれたね…、聡くん、ごめんね…、私、怖くて…、何も出来なくて…。」
「はは、泣くなよ、仕方なかったんだからさ。」
「そっか、じゃあ期末テストが終わったら四人で行こう。」
「あ~、期末テスト…、忘れたかったのに…。」
「はは、聡、手伝ってあげたら?」
「一教科当たり五点くらいはアップできるかな。」
「え~、せめて十点。」
「それは、ふーのがんばり次第だろ。」
「そうよね、楽しい夏休み目指してがんばるかな。」
「高校は大丈夫なのか?」
「親は自分の力に合ったとこへ行けって言ってくれてるから。」
「うん、正解だね、まぁ聡はチーム桜が全面的にサポートしてくれるから…、高校全部落ちたら面白いんだけどな。」
「それはちょっと…。」
「と、言いながら公立のトップレベルを第一志望にするつもりなんだろ。」
「自分を試したい気持ちも有るし、結果を出して今回色々助けて下さった方々に喜んで頂きたいし、将来はチーム桜で自分の力を生かしたいですから。」
「転校するまでは今の家に住むの?」
「いや、決定したのだからすぐ俺んとこに引っ越しだ、荷物はまとめて有る?」
「はい、大した荷物は有りませんから。」
「夏休みまで通学が大変かもしれないけど、俺がここへ来る日は一緒に車で来れば良いし…、他の日はちょっと相談してみる。」
「有難う御座います。」
「ちょっと連絡を取って来るよ、それから荷物を取りに行こうか。」
「はい。」
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中学校-07 [チーム桜-09]

職員室。

「西田先生は、今日もずいぶん長い時間、助教授の方と話をされてますね。」
「彼の授業は子ども達の評判良くなかったから…。」
「私も生徒から聞いた事有ります、でも私が口出し出来る事でもないですし。」
「学生達の調査はやはり教師にも及んでいるという事ですね。」
「ちょっと怖いかな。」
「でも、小山くんの話聞きましたか?」
「調査に来てる学生の所に引き取られて転校ですか…。」
「家庭環境の悪さには気付いてましたが、そこまでの事は我々にどうこう出来る事ではないですよね。」
「なんか、チーム桜の本気を見せつけられてる気がします。」
「私もチーム桜のメンバー登録はしていましたが、ここまでとは思ってませんでした。」
「優秀な学生が多いとは感じていましたが…、我々も気を引き締めないと…、みじめな思いはしたくないですよね。」
「安永の問題とかはどうします?」
「二年三組に格闘技系の学生を常駐させてるという事は学生達も何か掴んでるんじゃないのか。」
「こちらから、頭を下げて情報提供を求めても良いんじゃないかしら。」
「いじめ系に関しては今まで何の相談も無かった気がするが。」
「この中学の連中は本格的に荒れてるとこの奴らみたいな根性もないからな。」
「それで助かってたけど。」
「放置して良い事では無いと思ってはいてもね。」
「楽させて貰ってる分、俺達も働かないと立場がないと思う。」
「そうね。」

西田は某大学の助教授と。

「西田さん、考えはまとまりましたか?」
「はい…、選択肢は一通り考えてみました、転職が良いのかもしれませんが自分に合った仕事が有るのかどうか不安です。」
「仕事に真面目に取り組む気持ちが有れば何とかなるのですが…、正直なところ今回の調査から発展させ、学校改革を始めたら西田さんの立場はかなり微妙になります、でも心機一転真面目に働くという事でしたら、チーム桜の力で支えさせて頂きます。」
「どんな形でしょうか?」
「株式会社桜根はご存知ですか?」
「はい。」
「あそこの人事は適材適所を考えています、一つの部署でうまく行かなかったとしても別の職種を紹介してくれます、西田さんの趣味が生かせる可能性も有ります。」
「でも、釣りとか写真じゃあ…。」
「私も生かせると断言は出来ませんが、転職に成功した人の中には趣味を生かした人もいます、まずはもう一度桜根ついて調べて下さい、その上で試してみたいという事でしたら私も手伝わさせて頂きます。
今日は、もう少し趣味の話をお聞かせ願えますか?」
「はい…。」
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中学校-08 [チーム桜-09]

校内の一室。

「坂田、時間有ったらお茶でも飲んで行かないか?」
「どこで?」
「こっちだ。」
「校舎の三階?」

「どうだ、なかなか落ち着いた雰囲気で良いだろう、酒こそないがコーヒー、紅茶、差し入れのお菓子もあるぞ。」
「おいおい、森口、何時の間にこんな部屋を…、校内の教室をこんな風にして大丈夫なのか?」
「ちゃんと許可は得て有る、昨日は校長先生とお茶したし、生徒数が減ったおかげで空き教室が有ったんだ、まあ調査が完全終了となったら生徒会室かな。」
「改装費はどうしたんだ?」
「桜総合学園制作部の番組で使って貰う前提で出して貰った、まあセットみたいな物だから金も時間もそんなに掛かってないんだよ。」
「なんかさ、今回の調査ってやりたい放題って気がしてるけど大丈夫なのか?」
「佐々木代表が直で動いているんだぞ、普通なら通らない事でも、先を見据えて説得する人だし、論理的に反論出来る人少ないと思うな。」
「しかし、この部屋の意図って何なんだ?」
「なあ、ここの校舎ってコンクリートばかりで寒くないか?」
「う~ん、冷たい感じはするな…。」
「こんな建物で学習して豊かな感性とか育まれるものなのかな。」
「それは…、今まで考えた事なかったけど。」
「教室の内装を、木材基調に変える提案をしているんだ、夏休み期間を利用して実験的に改装もしてみたいと考えて、ここはそのサンプル的な意味合いもあるのさ、予算に関しても色々検討中で普通なら何か月もかかる役所仕事を超短期で済ませる事が出来ないかって実験にするか、他のサイフを使うかって、佐々木代表も色々考えて下さってる。」
「佐々木代表のバックについてる人達が半端じゃないって事か…。」

「ねえ森口くん、内装だけでなく外装も行けそうよ…、あっ、森口くんの友達?」
「ああ、坂田だ。」
「初めまして、木村です。」
「木村さんは何時からここに参加してるの、初対面の様な気がするけど。」
「そうね、ここに関わり始めたのは結構早かったけど、この部屋で作業してる事が多かったから、でも学校全体の施設調査も平行して進めているのよ。」
「なるほど、人だけじゃなく設備の問題点も調べてるのか…、外装も、という事は?」
「鉄筋コンクリート校舎の外装に木材を取り入れて暖かみを出せないかって案を検討してるの、建築系の学生だけでなく桜根傘下の企業からも提案が来てるわ。」
「へ~。」
「色々問題も有るけどな。」
「外装の場合だと台風に負けない強度だとか、デザイン面とか、火災対策も必要でしょ。」
「そっか、予算の問題も有るんだろう、森口。」
「そっちは何とかなりそうなんだ、うまく行ったら一つのビジネスモデルになるかも知れないからな、木材の使い道が増えたら過疎化対策に繋がるかも知れないと考えてる人達もいるのさ。」
「それで桜根か…。」
「ポイントはコンクリートに木材をどうなじませるかって事なの。」
「えっ?」
「坂田、熱膨張率の問題が有るんだ。」
「熱膨張率?」
「鉄とコンクリートは暑さ寒さの温度変化が有っても同じぐらい膨張したり縮んだりするから、鉄筋コンクリートは丈夫なんだ、ちなみに鉄とコンクリートは外からの力に対して違った役目をしてるのだけどね。」
「それが木とコンクリートや鉄では具合が悪いのよ。」
「う~ん、でも木を鉄の釘で留めてたりしない?」
「長期的に見ると、木と木を組み合わせる構造物よりかなり弱いんだ。」
「でも、そんな事もこの取り組みで子ども達に伝えたいと考えてるの。」
「そうか、中学校の調査でそんな事を考える人が居るとは思ってなかった…。」
「もちろん屋上の有効活用も含めて、子ども達の意見をもっと聞かなきゃいけないけどね。」
「分かった、俺も気にかけておくよ、この部屋は俺達自由に使って良いのか?」
「ああ、この部屋の名称は学生休憩室になると思うから、ただし生徒の入室に関しては花井さん達と相談中だから結論が出るまでは、生徒達にあまり話さないで欲しいんだ。」
「確かに微妙な問題だな…。」
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中学校-09 [チーム桜-09]

学生休憩室にて。

「花井さん準備会をしっかりやっといて正解だったね。」
「ええ、事前調査中に色々考える必要を感じたからだけど、漏れはないかしら?」
「今の所大丈夫だと思う、生徒との距離感はバランス感覚が必要という事で統一された約束事は守られているんじゃないか。」
「奢ってよという生徒も結構いるけど、俺達のルールだからと突っぱねる事が出来て良かった、一人に一回奢るときりがなくなって、調査にも悪影響を及ぼしたと思うよ。」
「小山くんみたいなケースは子ども達も解ってくれてるから、基本的に嘘をつかないという方針は生徒達の信頼を得る事に繋がっているみたいだね。」
「私は継続的に調査実習に参加させて貰って良かったと思ってるわ、教育実習では自分の事で精一杯だったけど、今回は視点を変えて生徒も教師も落ち着いて…、観察させて貰えてる気がするの。」
「時間的にきつくないかしら?」
「花井さんのおかげで結構自由がきいて助かりました。」
「立岡くん、部活チームの方はどうなの?」
「スポーツ系は統一した指導方針を検討中だよ、ポイントは生徒の意識改革、理論に基づいた科学的トレーニング、元々根性論で大会優勝とかを目指す様な指導は無かったからすんなり行けそうなんだ。
ちょっと実験的に考えてるのは、複数の部活動による合同ランニング、どれぐらいの頻度にするかは検討中だけど…、子ども達には当然個人差が有る訳だろ、上を目指していて身体能力の高い子から、レギュラー入りを諦めていて体力も無い子、学年の差も有る。
同じ部活として結束を深める為に、同じペースでランニングする事も大切だけど、一人一人にとって最も効果的なペースという考え方も有る。」
「確かにそうね、本当はもっと早く走って自分を鍛えたい子もいれば、早すぎてついて行くのがやっと…、結局それでスポーツが嫌いになった子もいたわ。」
「バラバラで走るのも良いけど、部を越えて、ペース別に何段階にも分けてのグループ別ランニングの機会が有っても楽しいんじゃないかと思ったのさ。」
「どのグループで走るかはどうやって決めるの?」
「各自の意思さ、もちろん。」
「中には自分の能力に関係なく、単に友達と走りたいからという子も出て来ないか?」
「色々な思いが有って良いと思うんだ、一つの部活の仲間だけじゃない、中学の仲間として男女関係なく一緒に走るという事さ。」
「それなら私も参加しようかな、一番遅いグループで、ダイエットにもなるし子ども達と違った話も出来そうね、中学生と仲間になれるかも。」
「それは良い発想だね。」
「文化部でも合唱や吹奏楽の子達も参加して良いよね。」
「そうか…、腹筋とかも鍛えると違って来るんだろ。」
「スポーツで使う筋肉とは違うのかしら、呼吸を意識してのトレーニングをするんだけど。」
「運動でも呼吸法に関しては色々…、競技によって使う筋肉が違ったりする訳だから、研究テーマとして面白いかも。」
「比較研究して行くと、また違ったトレーニング方法が浮かび上がって来る可能性があるわね。」
「基礎トレーニングも競技によってずいぶん違うからな。」
「他の競技のトレーニングを知る事で、自分のやってるトレーニングの意味が確認できるかも。」
「まずは俺達で確認してみるか。」
「そうだな。」
「あ~、美術部は仲間外れか…。」
「ランニングが美術部にプラスになるかどうか分からないけど、参加は自由で良いんじゃないのか?」
「歌って踊れる美術部を目指すとか。」
「はは、それ何?」
「視点が変わって視野が広がらないかな?」
「う~ん、微妙だけど…、それより体育でさ、全員同じ距離を走るのってなかった? 長距離を。」
「あれはつらかったな、苦手だった、もっと個人差を考慮するべきじゃないのか。」
「つらい経験も必要という考え方も分からなくはないけど、嫌々ってのはマイナス面も有ると思うな。」
「俺の所はなかった、まあ交通量の多い道を走るリスクを教師が考えたと思う…、この中学の場合だと校庭をぐるぐる回るって感じになるのか?」
「近くの公園を利用してる、一周一キロちょいでジョギングコースが整備されているんだ。」
「これからの時期だと暑いからだめだけど、秋冬にランニングのイベントを開いてみたいわ。」
「イベント?」
「メインをランニングにおいて、走る距離もペースも各自自分で決める様な、そうね、終盤は長距離の得意な子達の勝負を皆で楽しむ様な感じにしてとか。」
「面白いかもな、でも今回の調査は夏で終了じゃないのか。」
「参加者次第だけど、継続して行きたいとは思ってるの、中途半端な調査研究なんてそこから若干の実績を導き出せても、その価値は低くなってしまわないかしら。」
「徹底的にか…、組織だって人数がいればここまでの事が出来るという実績を作る事で、現状の問題点が見えて来るかもな。」
「そう考えて行くと、ここの生徒が通ってた小学校とか、卒業後の追跡調査とかもどうだろう?」
「普通なら無理な規模だけど、チーム桜ならばという事か。」
「確かに花井さんの言う通り、中途半端な活動では小山くんや他の問題を抱えている子ども達まで目が届かなかったと思うな。」
「ただ、この中学よりもっと大変な課題を抱えている学校も有るだろうし。」
「いずれここでの規模を縮小して他の学校へ力を移動させる事も考えておきたいね。」
「教員採用試験に合格したら、一年間は研修と平行して今私達がやってる様な調査研究を経験するとかどうかしら。」
「そういった、システムの問題も考えて行くべきだろうね。」
「そうだな、課題は山積みだ。」
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中学校-10 [チーム桜-09]

特殊調査室。

「中学校調査関連でお願いした、安永組はどうですか?」
「佐々木代表、ちんけなとこですよ、ちんぴらの集まりですね。」
「何をしてるんです?」
「覚せい剤の密売、風俗関係です、掴んだ情報を県警に流して、県警がまともに動いてくれたらかなりの打撃になると思います。」
「えっ? 県警がまともに動かない可能性が有るのですか?」
「末端の組織を相手にしてる余裕が県警に有りますかね。」
「小さい所からコツコツ潰して行くしかない気もしますが。」
「そう言われると…、そうですね…、警察OBの方にも手伝って頂いてますから相談してみましょうか?」
「お願いします、私も同席させて下さい、その結果によっては県警本部長とコンタクトを取りたいですが…、長江支社長にも…、相談…、すべき事ですね、長江さんと相談してからにしますので動くのは少し待って下さい。」
「分かりました。」

「中学校調査関連では、特殊調査員から連絡が有ったそうですが。」
「ええ、お子さんがあの中学校に通われてる方からです、小山くん関連でも動いて下さった方で、中学関連の調査には積極的に関わって行きたいと、こちらからの情報に沿って動いて下さるそうです。」
「裏は無さそうですか?」
「何とも言えません、客観的判断材料は多く有りません。」
「念の為人物調査をお願いします、特殊調査員抜きで慎重に、本人に決して悟られない様に。」
「了解しました、特に安永組など組関係との繋がりがないかなど…、後は桜根に敵対する企業の可能性を押さえれば良いですか?」
「マスコミ関連にも注意して下さい、こちらは違法行為をしている訳では有りませんが、変な報道で足を引っ張られるというのは最低限にしたいのです、調査の上で本当にチーム桜の事を考えて下さる方で有れば全面的に協力して頂きたいと思います。」
「そうですね、油断しないで調査する様指示を出します。」
「お願いします、私どものやってる事が表に出てしまうと、気分を害する人も少なからず出て来ますから。」
「ですね、しかしすでにチーム桜オフィスでは盗聴器も何個か見つかってる訳ですから気をつけないと。」
「目立つ事をやってる宿命でしょうね。」
「はい、まぁ盗聴器に向けてチーム桜の事が好きになるような情報をさりげなく流してますから、面白い結果が出ないかワクワクしてます。」
「はは、この前はニセの情報と知らずに発表した週刊誌が有りましたね。」
「取材に来て盗聴器を仕掛けて行くとは、悪質でしたが。」
「今後取材を受ける時は社外で行う事を徹底しましたから今後は少なくなると思います。」
「ゼロにはならないでしょうね。」
「まあやむを得ないでしょう、あっ、連絡が入りましたので、また後日。」
「はい、こちらも情報を掴み次第報告させて頂きます。」
「よろしくお願いします。」
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