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チーム遥香-06 [高校生会議-09]

三月、聡美さんの高校卒業を待って岩崎村での合宿を始めた。

「聡美さん、婚活プログラムは手堅く利益を出しているのね。」
「ええ、忍さんも状況を見て下さったのですね、遥香さまからは福利厚生の意味合いも有るので大きな利益を目指さなくて良いと言われています。
でも赤字にはしたく有りませんので、現場スタッフの人選を考えています。」
「イベント現場スタッフの力量が大きく左右するのね、システムを通してだと掴みにくい情報で管理者の力が問われるのかな、大変じゃないの?」
「企画が成立するだけの人数が集まれば、後は皆さん楽しんで下さいという感覚です。
今はスタッフも参加者の一人、うちのスタッフは私が参加した高校生会議のプログラムで盛り上げるのが上手だった人達、ダブルワークの形でお力をお借りしています。
今のところ、皆さんに楽しんで頂けている様です。」
「聡美さん自身が企画に参加される事は?」
「それは…。」
「忍、婚活企画に可愛い聡美が登場したら、男性陣の目や心が聡美に集中してしまうでしょ。」
「あっ、そうですね。」
「企画は担当者任せで良いのよ、本数も多くないからダブルワークと言っても、今の所、遥香フレンズはスタッフの余暇みたいなものね。
でも、まだ表に出してないけど、聡美は壮大なるグループ交際を考えてるのよ。
どんどん仲間を増やして、結婚してからも交流できる形を内緒で模索してるの。」
「聡美さん、どうして内緒なのです?」
「ここまでは、大勢の社員に支えられて研修して来ました、これからは自分の方針をしっかり部下に伝えて動いて頂く形にしたいのです、それには私自身の下準備が必要で、公表したら私の部長研修が次の段階に入ったと社員の皆さんに認めて頂けるレベルでないといけません。
事業規模は大きく有りませんので、可能だと判断しています。
基本的には、遊びの幹事が社員だったりサポーターだったりという形をイメージしていて、人付き合いの少ない方や苦手な方が友達の輪を広げるお手伝いを出来ないか、という試みです。」
「そうすると人間関係学部の辺りが興味を持つかもしれないわね、スタッフが足りなかったら適当にただ働きさせる事も可能だから覚えておいてね。」
「分かりました、彼氏彼女のいない人限定でお願いさせて頂くかもしれません…。
人間関係学部ですか…、遥香さまは何学部に進まれるのですか?」
「私は総合コース、お父さまと学長が相談して新設して下さった…、もしかすると私だけで終わってしまうかもしれないコースなの。
学部関係なく単位を取ってみてから、気が向いた学部の卒業単位を取る、六年掛けて複数の学部を卒業するか、絞りこんで大学院へ進むかは未定よ。」
「大変そうですね。」
「でも、講義時間に拘束されず、一科目の単位を取るには、与えられた本を読んでレポート提出して試験に通れば良いのよ。」
「遥香さまだから簡単な事ですが、我々凡人には大変なんですよ、聡美さんがどう思ってるか分からないけど、遥香さまは本物の天才ですからね。」
「だから、大学教授達もその力を無駄なく伸ばして頂きたいと考えてる訳、でも各学部が自分の所に遥香さまを、という争奪戦になりかねなくての総合コースなのよ。」
「遥香システムの発案者ですから天才だと思っていました、これから遥香さまの下で高校の制約なく働かせて頂ける事は楽しみでしか有りません。」
「有難う、私も嬉しいわ。
それで…。」
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