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神沢祐樹-153 [高校生会議2-24]

「あっ、御免なさい、変に堅苦しくしてたわね。
では、仕切り直しという事なんだけど、昨日のミーテングでは天才というワードが出てたの、祐樹くんはどう思う?」
「兄貴ですか…、柳井先輩は兄と同級生でしたね。」
「彼は…、あっ、神沢一樹を知らない人もいるかな。
祐樹くんの兄上は高校三年生だけど、数学の分野ではすでに一目置かれている存在なの。
大学に籍を置いていても全くおかしくないのだけど、彼女さんとの時間を大切にしたいから高校生をやってるって感じかな。」
「そう話す柳井も天才だと思うよ、学習に時間を掛けて無いのにトップレベルだろ。」
「へ~、柳井さんはそうなんだ、私は学習に時間を掛けて今の成績を維持してるレベル、羨ましいとしか言えないわ。」
「いやいや、杉山さんは、スーパー特別推薦に合格だから充分すごいと思うよ。
努力出来る才能が抜きん出てるのなら、ある意味天才じゃないかな。」
「天才と言っても色々な分野が有るし、どのレベルからを天才と呼ぶのかは難しいですね。
う~ん、祐樹くんと柳井さんは、学習に時間を掛けていない事とリーダー的資質という面で共通してるのかな…。」
「だ、だめ、私と祐樹くんを同列に置かないで!
祐樹くんの持つ絶対的な魅力は…、はは、さすがにここで語り始めたら顰蹙を買ってしまうわね…。」
「自分的には柳井さんに語って頂きたいのですが、ちょっと世間をざわつかせている、才女としての絵美お嬢さまの一面を…、皆さんも知りたいのではないでしょうか。」
「はは、そう来たか。」
「絵美お嬢さまの情報は祐樹くん程多くないものね。」
「そうだな、本人が話しにくそうにしてるから、自分から改めて紹介するよ。
まずさっきの話で言えば天才タイプ、高校の学習内容は中学で一通り済ませている事も有って学年トップレベルの成績を取るのに苦労はしていないんだ。
でも、一番天才だと思うのは作曲の才能だね、子どもの為の歌って簡単そうに思うだろうけど俺には作れない、豊かな感性と確かな理論に基づく作業には一緒に取り組んでいて感動を覚えたよ。
そして…、この中に第ニ十三支部でのディベートをご覧になられた方はいますか?」
「はい、見ていましたが少し幼稚さを感じました、絵美お嬢さまの指摘は核心をついていたと思います。」
「江崎くんの言う通りだわ、第十七支部ではあんなレベルのディベートはしないから安心してね。」
「という事は、岩崎高校生会議でも支部間の格差が有るのですね。」
「仕方ないのです、柿川は岩崎の大きな拠点ですので、遥香システムが普及して行けば格差は少しずつ是正されて行くと思います。」
「自分は、絵美お嬢さまの発言内容から、能力の高いお二人が互いに影響し合いながら更なる高みを目指しているのではと感じましたが如何ですか?」
「それは有ります、絵美と付き合って行く事は自分にとって覚悟のいる事でした、でも二人で話し合って行く過程で…、まあ波長が合うというか…。
ここに集まったメンバーは学力上位者ばかりです、仲間として良い影響を与え合えると考えているのですがどうでしょう?」
「あっ、この会にはそういう意味合いが有ったのですね、確かに面白い集団になりそうです。」
「ヒントをくれたのは江崎くんなのですよ。」
「へ~、そうなんだ、私に言い寄って来る男はエッチな事しか考えて無いし、私が魅力的に感じる人達には、すでに彼女がいてね、江崎くんは彼女いるの?」
「い、いえ…。」
「おいおい、柳井、相手は中学生なんだから少しは気を遣えよ、他に人がいるんだし。」
「あっ、はは、ちょっと楽しくなって舞い上がってしまったかしら、ねえ、高井くん、面白いチームが出来ると思わない?」
「それは否定しないが…、暴走するなよ。」
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